■ 2024  小さな旅　10 ■

やまびこMLC仲間９人と古道「お通り沢」を歩いてきました。山形市高瀬地区と山寺を結ぶ古道で、かつて慈覚大師円仁がここを通って山寺入りを果たしたことからこの名があるのだそうです。以来立石寺への参詣路や、地元住民の生活の道として永らく使われていたのだとか。昭和30年代に衰退し、永らく廃道となっていたところ、令和の世の2019年、地元有志等の手により復活し、山寺の新名所となるべく現在売り込み中です。特に山寺郷土研究会が力をいれてポスターも作成していました。

「お通り沢」と銘打つだけに、道は沢伝いに続いています。基本道は荒れ気味で、倒木なども目立ちます。なんでも里山の自然を保護するため、必要以上に手を加えない方針で整備されているのだとか。とはいえところどころに目印のリボンがありますので、何とかどこを歩けばいいかはわかりやすいですが、地面は沢道で濡れていますので足元には注意して歩きましょう！