■2014活動日誌6月■
日々の季節の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなど、思いのままに綴ってみました。
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2014.6.29 (日)曇り&小雨 21℃
今日はぐずついた天気の中、ラジオからこんな詩が流れてきた。<遠くの空の下では/今でもせんそうをしている国があるんだって/空はつながっているのに/どうしてかな>。6/23沖縄全戦没者追悼式で平和の詩「空はつながっている」を朗読した真喜良小3年の増田健琉君は、この年齢にして69年前の沖縄戦や今も続く海外の紛争に思いをはせている。未来に責任のある大人の世代はこの重いをどれだけ受け止めているのだろうか。大人は言う「議員は、意識が成熟しつつあると思っている」。この場合の成熟とは、公明党が自民党の色に染まっていくことを意味するのだろうか。やはり「下駄の雪」なのだろうか。特定秘密保護法、防衛装備移転三原則、集団的自衛権。国のルールがとんでもなく変わろうとしている。選挙もなく国民投票もなく、まともな説明もなく。<白い雲、ぼくの平和の願いをのせて、この地球をぐるってまわって、青い空にそめてきて、きっと世界は手をつなぎ合える 青い空の下で話し合える>と。世界の大人たちに向けた増田君の詩は重い。この文章を読んだ感想を皆様ぜひともお寄せください。
2014.6.28(土)曇り&小雨 22℃
今日も土曜日朝のラジオ番組「アーリーバード」に投稿した便りとリクエスト曲の音楽で一日がスタートした。梅雨空の中に紫陽花も薄桃色など多彩な花々が咲き競い、雨空に音楽を奏でている。紫陽花の花言葉は「移り気」「浮気」「変節」など“七変化”にちなんだ内容が多いが、「辛抱強い愛情」「元気な女性」というのもある。今日は雨とのことで、午後からは野菜大好きクラブの面々が自然と集まる。そして純粋に野菜作りが好きな人たちが集まる悠々ファーム。そこでは経済の原則は脇に置かれ、自分で育て、採れたての旬を楽しむ。採れ時期のサイン、保存方法と話は尽きない。もしかしたらここの野菜は昔の「田舎くさくて、力強い」おいしさに、少しだけ近いのかもしれない。この仲間の知恵と経験をもとに、これからの夏野菜シーズンを迎えたいと思う。紫陽花が一雨ごとに色合いを深め、人の心にもにじむ季節がやってきた。
2014.6.26(木)曇り 23℃
今日は曇りがちの天気ではあるが、田んぼ・ファームを吹き抜ける風が気持ちいい。ニュースでは集団的自衛権の行使容認を目指し、安倍晋三政権は憲法解釈変更のための閣議決定を急いでいる。「憲法の番人」と言われる内閣法制局も解釈変更を了承し、行使容認へ歴史的な方針転換をしたようだ。海外で同盟国とともに武力を行使するのは平和憲法9条に違反するとして、わが国は半世紀以上も集団的自衛権の行使を認めてこなかった。その歯止め役を政府内で担ってきたのが法制局だ。が、政権トップの意向には逆らえないのだろう。「憲法の番人」という伝統の看板も下ろすしかあるまい。支配者を縛る憲法を統治者の判断でいくらでも解釈変更できると考えているとしたら、それは立憲主義を無視する暴走だと思う。全国世論調査では、解釈変更による行使容認に「反対」が58%近い。安倍政権が「行使容認」を必要と考えるなら閣議決定で済ますのでなく、やはり憲法改正の正攻法で国民に問うのが筋ではないだろうか。そして国の方向性を決める議題を何でこんなに急ぐんだろうか。安倍内閣の今の日本を非常に危惧している。
2014.6.25(水) 晴れ 25 ℃
仙台に戻り、新聞記事を読むと悲しくなる。「言葉は心の使い」とは、心に思うことは自然に言葉に表れるという意味だ。「言葉は身の文」は、言葉は人の品格を表すことを言う。相次ぐ政治家の問題発言。東京電力福島第1原発事故での中間貯蔵施設の交渉について「最後は金目でしょ」と話した石原伸晃環境相が福島県を訪れ、「深く反省している」と謝罪した。謝罪は本当に心の使いだったのか。東京都議会でみんなの党の会派の塩村文夏都議に「早く結婚した方がいい」とやじを飛ばしていたのは鈴木章浩都議。発言を認め謝罪した。失言でおなじみの麻生太郎副総理は集団的自衛権を説明した際、学校のいじめを例え話に出して「勉強はできない、けんかは弱い、だけど金持ちの子。これが一番やられる」と述べた。「いじめを正当化する意図は全くない」と釈明したが、いつ失言が止まるのだろう。一連の発言は自民党議員の本音、おごりとも感じとられる。国を統治する政治家の品格が疑われているのが今の日本だと思うと悲しくなる。
2014.6.24(火) 曇り 25 ℃
金沢は2015.3開業の北陸新幹線開業に向けて駅自体も近代的な駅舎に変わり、特に東口は2007年に完成したガラスドーム「もてなしドーム」に生まれかわった。今日も朝早くから城下町周遊バス(1日フリーバス¥500)に乗り込み、まずは「ひがし茶屋街」を訪れた。出格子の風情のあるお茶屋が軒を並べている。平日で早朝でもあるので空いており、ボランテイアガイド「まいどさん」の案内のもとに茶屋建築を見学した。こうした佇まいがきちんと維持管理され後世に伝承していく地元の意気込みが感じられる。そして一巡後、バスに乗りこみ、緑に映える見事な石積みの石川門をくぐりながら五十軒長屋の優美な姿に圧倒されつつ、念願の「しいのき迎賓館」「金沢21世紀美術館」へ。2008年に開館され現代的アートで金沢の文化の象徴ともなっている。息子が建築家でもあり、こうした現代美術の施設に特に関心をもつようになった。そして繁華街の香林坊を過ぎて「長町武家屋敷跡」へ。この辺一帯は藩政期の姿をそのままに用水が流れ、土塀に囲まれた屋敷が続く。その中にAPAホテル創業の女社長宅もあり石畳の小路と用水が昔の情緒と風情をそのまま残している。そして締めくくりに金沢の台所である近江市場でおいしく海鮮丼をいただいた。金沢は近代的な駅前付近の建築と昔ながらの町並み建築を残し、融合しながらも歴史をずしりと感じさせる素敵な町である。特に金沢の伝統工芸や古典芸能を目にすると、技巧の素晴らしさに感心させられた旅であった。
2014.6.23(月)晴れ 28 ℃
早起きして、ホテルから「遠くとも一度は詣れ善光寺」とうたわれ1400年前に創建された善光寺へ向かう。今日は朝から快晴で日の出とともに本堂で始まる「お朝事」に参拝する。門前町を起源として発展をとげた落ち着きのある風情を漂わせている町並みでいつ行っても心が和む町である。表参道の七福神にて開運招福を祈願しながら、善光寺を後にする。そして市街地の南に位置する真田十代が治めた城下町松代(長野駅よりバスで30分)に向かう。真田邸、松代藩文武学校、武家屋敷、松代城跡を散策しながら江戸時代の佇まいを堪能した。この地は千曲川を挟んでいるせいもあるが、人の手があまりつけられておらず、昔の日本文化の良さをそのまま残したような町である。以前より一度は訪れてみたい地でもあり、今回実現できてうれしく思う。ボランテイアガイドの説明を受けながら由緒ある寺・庭園の歴史とおもてなしを満喫することができた。お昼は信州戸隠そばの香り・甘みと歯ごたえの良さを味わった。午後からは特急「はくたか14号」に乗り込み、長野を後にしながら、JR東と西の分岐点である直江津を経由して一路金沢へと向かう。車窓から緑を眺めていると、列車の旅の開放感が味わえワクワクした気分にさせてくれる。日本はいいなあと、しみじみと思った。
2014.6.21(土) 曇り 23 ℃
今日は夏至。昼が一年で最も長い日である。あいにく曇りがちの天気で実感はないが、冬の長い北欧などでは、太陽の力が最大になるとされるこの時期、畑の豊作や人々の健康を願う「夏至祭」が行われ、夜には大きなたき火が各地でたかれるそうだ。日本でもきょうの夜、あちらこちらで火がともる。ろうそくのほのかな火である。午後8時から2時間、屋外の電飾や室内の照明を消し、地球温暖化について考える恒例の「ライトダウンキャンペーン」が全国一斉に行われる。電気を消してろうそくをともせば、見慣れた風景も普段とは違った表情を見せるに違いない。静かに揺らぐ優しい明かりに、見る人は心を落ち着かせ、癒やされる。ろうそくを囲んで、ゆったりと食事やだんらんを楽しむ家庭もあるのでは。夏至の夜の小さな炎。“家族の絆”も照らし出してくれることを期待したいものだ。
2014.6.20(金) 曇り 25℃
この季節になると脳裏に浮かぶ言葉がある。「青函」。海を隔てて向き合う二つの異なる地方の都市が、これほど緊密な言葉で語られる言葉は他にはないのではないか。まるで函館と青森を“赤い糸”で結ぶ呪文のようで旅心をくすぐる。津軽で生まれ育った太宰治の小説「思ひ出」にこんな場面がある。太宰とおぼしき主人公の少年が桟橋で連絡船を眺めている。その往来のさまがなぜか、男と女を結ぶ赤い糸に見えてくる。対岸への強いあこがれも湧き起こる。<その絲(いと)は切れない。こんぐらかることもない>。青函の絆とも読めるのではないだろうか。太宰は38歳の時、東京・三鷹の玉川上水に女性と身を投じた。昨日の6月19日は誕生日にして、遺体が発見された命日。あれから66年の歳月が流れた。なぜか感慨深い日でもある。
2014.6.19(木) 曇り 25℃
空梅雨を思わせる天候が続いているが、やっと我が家のアジサイが咲き始めた。この時季ならではの風情で黄緑や青、紫、赤…と、さまざまに色を変えることから「七変化」とも呼ばれる。金銭で人を服従させることを「金で面をはる」というが、品位のない言葉であり、決していい意味では使われていない。石原伸晃環境相の発言が物議を醸している。原発事故の除染廃棄物中間貯蔵施設をめぐる福島県側との交渉に関して、記者団に「最後は金目でしょう」と言い切った件である。19日の参院環境委員会でも野党から追及され、石原氏は「品位を欠いた発言で誤解を招いた。おわびして撤回する」と釈明した。。。この施設に関する住民説明会は5月末から16回、現地で開かれた。だが、石原氏は一度も出席していない。原発事故から3年3カ月。ふるさとを追われて暮らす人たちの苦しみや悲しみに想像力が働かないのも無理はない。ある意味、石原氏は政府の本音を述べただけであり、正直な人かもしれない。だが、環境行政の責任者としては、資質に欠けるのは当然であり、失言で火種が残りそうである。
2014.6.17(火) 晴れ 25℃
梅雨とは言え、WC杯と同様に蒸し暑い日々が続いている。この天気で稲苗も順調に生育しているようだ。「米」の字を分解すると「八十八」となる。来年のもみに使う種子選びから米ができるまでの作業が88にも及ぶことが文字の成り立ちともいわれている。数えながらそんなに手間隙がかかるのかと驚いてしまう。今日で我が家の洗面所工事がやっと完了した。洗面台、洗濯パンの入れ替え、風呂内の壁の継ぎ目のパーテイ塗り替え、そして床・壁を新しいパネルや杉・檜板で張替えた。結構手間隙をかけて丁寧な手仕事をしてくれた友人M大工に感謝である。出来上がった後の洗面所の明るさや木の香りをかぎながら、ゆっくりと風呂に入る楽しみが増えた。米つくりの手間隙、大工仕事の手間隙、共通するものは人のぬくもりであると思う。
2014.6.15(日)晴れ 28℃
すっかり梅雨の季節だが、庭や街路、公園の草木は雨に洗われて生き返ったように青葉を輝かせ、周囲の山々や田んぼの早苗もしっとりと緑の色合いを深めている。 その中でヤマボウシ(ミズキ科)が梅雨時に花を咲かせている。真っ白な花びらのように見えるのは葉の一種で苞(ほう)と呼ばれる。本当の花は4枚の苞の中心で球状に固まってある。球状の花を坊さんの頭に、苞を頭巾に見立てて山法師の名が付いたともいわれる。 週末は梅林の下草刈り、「野菜大好きクラブ」会合、悠々ファームでの玉ねぎ収穫、WC杯観戦、お寺(護摩供養)といそがしく休日を過ごしたが、「晴耕雨読」の言葉があるように、現在の自分の暮らしを振り返ると、晴天と雨と共に“共生”した生活を送れることは幸せかもしれない。
〈雨呼んで居すわる雲や山法師(やまぼうし)〉佐藤露舟。
2014.6.12 (木) 小雨 19℃
梅雨の本格的な時期になり、田んぼに水が入り、盛んに聞こえてくるのがカエルの声である。「ゲコゲコ」などとにぎやかな“合唱”だが、実は微妙にずれているという。周りにいるカエルとタイミングをずらして鳴くことで、自分の声がかき消されないようにしているらしい。鳴くのは主に雄で、自分のなわばり主張したり、雌に求愛したりするためとされる。合唱というよりは“のど自慢”と呼んだ方が似合っているかもしれない。野鳥やカエルの歌声は、生命力に満ちた自然の音楽のようで、身近な生き物たちの元気な“ライブ演奏”が季節の移ろいを教えてくれる。現在、我が家は、友人のM大工さんによる水廻り工事(洗面所)の真っ最中であり、トンカチやドリルの音に満ち溢れている。雨の中でカエルとの共演の音楽もなかなかにぎやかである。「豊かな日本文化の音」と思えば楽しいものである。
2014.6.10 (火) 小雨 22℃
自給自足の技術や知恵、自然の恵みと厳しさを教えてくれた人気番組「ザ!鉄腕!DASH」。TOKIOのメンバーが山村の古民家を改築し、田畑を耕してコメや野菜を作る。彼らに農作業や山仕事を一から指導したのが、地元の開拓農民の三瓶明雄さん。84歳での訃報が届き、先の放送で思い出の画像が流れた。明雄さんはDASH村の指南役になり、60年を超える経験を基に稲作や畑作、養蜂、家畜の飼育、保存食作りや和紙すきを教えた。はては大工仕事や五右衛門風呂作り、重機による土木作業まで。営農の実際を知らない小生は「農業の達人」にたびたび感動させられた。DASH村は福島第1原発に近い浪江町にあった。東日本大震災の原発事故で企画は中止。明雄さんも避難生活となるが、「出張DASH村」で全国の農産地を訪ね歩いた。昔ながらの知恵の数々を次世代に伝えるのは自らの使命と考えていたのだろうか。達人は我々視聴者にも大事なことを教えてくれた気がする。
2014.6.9 (月) 小雨 20℃
昔から梅の実には「神様」がいるといわれた。梅を愛した学問の神様、菅原道真にちなみ「天神様」と称されている。熟していない梅には、青酸中毒を起こす物質がある。種子が十分育たないうちは鳥などに食べられないようにするためだ。「生の青梅を食べるな」「天神様がいるから種を食べてはいけない」との戒めがあるゆえんだ。先人は安全な食べ物となるよう、梅干しや梅酒などに加工する工夫を身につけ、こうした知恵が息づく梅干しは頼りになる健康食品でもある。酸味の主成分のクエン酸は疲労回復に役立つし、食欲増進にもなる。おむすびに入れれば抗菌作用で食中毒の予防も期待できる。梅は春の季語だが、梅干しや梅の実は夏の季語となる。初夏、塩漬けした梅を、夏の盛りを迎えるころには土用干しにする。手間暇かけてこそ、効能たっぷりの梅干しができる。梅雨入りして、体調の管理がより大事な時期になってきた。梅干しは家族の健康を守る食卓の“神様”であり御利益にあやかりたい。でもその前に梅林の下草刈りが待っている。がんばろう。。。。。
2014.6.8(日) 小雨 16℃
日本気象協会が昨年、一般から公募して選定した「季節のことば36選」によると、6月はアジサイ、梅雨、蛍舞うの三つ。うっとうしい季節にもアジサイ、ホタル観賞という楽しみもある。そして、二十四節気の芒種(ぼうしゅ)も過ぎた。芒種は稲や麦など穂の出る穀物の種まきをする頃をいう。今日も朝から雨がふり続いている。雨水タンクも、もうすでに一杯で溢れ出ている。予報では今年の梅雨は長引きそうとのことであるが、千変万化する田んぼの水の表情が、潤いと安らぎを与えてくれる。人や時の移ろいを流れゆく水に重ねながら、振り返るのもいいもんだ。雨と風になびく家の前の若苗を見ながら、たまには雨や水との対話を楽しんでみるのも悪くない。
2014.6.6 (金) 小雨 16℃
東北地方もいよいよ梅雨入りした。今年は珍しく九州から四国、中国、近畿、東海と順々に途切れることのない梅雨入りだった。草木や作物を育てる慈雨だと分かっていても、シトシトと長雨が続けば、気持ちまで湿っぽくなる。この雨の中「震災と文学」シリーズで赤坂憲雄氏の講演に出かけた。東北の先人たちを独自のまなざしで知の鉱脈を旅する人物紀行は聴きごたえがある。松尾芭蕉が詠んだ名句である「五月雨をあつめて早し最上川」は奥の細道の道中の作品だが、実はこの俳句、大雨の恐ろしさを伝えている。芭蕉が川下りの舟に乗ると、降り続いた雨で水かさがどんどん増え流れも急になった。「水みなぎって舟危うし」と恐怖の体験を紀行文に書いている。今季は入梅早々、九州や四国では記録的な大雨を観測している。最近は雨量も気温も異常が普通になってきた日本列島。異常気象が始まっているのだろうか。
★2014.6.4(水)晴れ 23℃
今日は今まで溜まった薪の丸太を青根のKさん宅へ持ち込み、薪割機を借用し半日、薪割りに追われた。薪割りしながら、Kさんとの話題は梅雨の季節のアジサイやサッーカーW杯の話である。アジサイは花の色が青から赤紫へと変わるので、「七変化」とも呼ばれている。「移り気」「変節」といった気の毒な花言葉もあるけれど、水滴を花弁や葉に宿した風情は格別で雨がよく似合う。そして折しも、サッカーW杯ブラジル大会が13日に開幕する。雨の日でも家でテレビ観戦ができる楽しみがある。日本の初戦は15日朝に行われるコートジボワール戦。日曜日なので、ゆっくりと勝っても負けてもビールで喉を潤そうと思っている。庭のアジサイを眺めながらの昼酒もいいもんだ(?)。そしてちょうどホタルの季節、運がよければ、勝利に乱舞する姿が金色の光を放ち見えるかもしれない。とにかく楽しみは尽きない。
2014.6.2 (月) 晴れ 25℃
地球温暖化のせいなんだろうか、季節外れの暑さに連日見舞われている。熱中症も相次いでおり、暦を飛び越し真夏のお出ましのようである。梅雨もまだなのに。今夏はエルニーニョ現象の発生もささやかれている。衣替えの6月。学生の制服は白い夏服に替わる。オフィスのクールビズも10年目を迎えて、会社内でも板についてきた。日本のシンボル施設でも、大がかりな「衣替え」が始まろうとしている。1964年東京五輪の主会場だった国立競技場だ。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けて全面改築される。そしていよいよ2014 FIFAワールドカップが、2014年6月12日から7月13日にかけて、ブラジルで開催される。未来を担う子どもたちにどんな夢と感動を与えてくれるのだろうか。楽しみな熱い6月が始まった。