■2021活動日誌 11月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2021年11月16日 晴れ/曇 15℃
寂聴さん99歳 波乱万丈の人生に乾杯!
100歳以上は3文字分をとるからか、その享年がひときわ大きく、胸を張っているように見える。作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんの訃報に接した。99歳だった。来年5月で100歳。この人の波乱万丈の人生を振り返ると20代で小説を書き始め、創作活動は70年以上に及ぶ。70歳で谷崎潤一郎賞を受賞したのも「たゆまず書き続けてきたからこそ」ではないだろうか。得度してからは話し方がますます温和になり、法話を聞いて力をもらった人もいると思うが私もそのひとりである。仏教に「老少不定(ろうしょうふじょう)」という言葉があるように、人の死は決して年齢順ではない。寂聴さんも自分より若く、大切な人たちの死を経験した。長生きをすると、いいことばかりではなく、つらいことも多い。「人生100年時代」というが、1世紀を生きることは簡単ではない。だからこそ、全ての経験を含めて今の自分があることに感謝が必要と思う。寂聴さんは「恋を得たことのない人は不幸。それにも増して、恋を失ったことのない人はもっと不幸」という言葉を残す。恋、性、生を問い続けた作家人生は「すごい」の一言に尽きる。百寿の現役作家の偉業は佐藤愛子さん(98)らに引き継いでもらい、今はただ、大きく見える享年99に、お疲れさまでした。
2021年11月11日 晴れ/曇/ 18℃
疲れをいやすミニコンサートでした!
最近は文字通りの小春日和の日が多いと感じる。書斎机の窓から照りつける日差しにうたた寝をしてしまいそうな暖かい日もある。蔵王連峰の裾野に広がる山々を眺めながら、ついつい名残の紅葉狩りにまた、出かけたい衝動に駆られる。でも最近はオーバーロード気味で疲れが残っている。秋の風情が色濃く感じられるとはいえ、立冬も過ぎました。暦の上では冬の始まりである。大陸から冷たい北西の季節風が木枯らしとなって吹き、冷たい雨が降ったかと思うと日が照る。合間に思いがけなく小春日和が訪れる。そんなサイクルを繰り返し厳しい冬へと移るのである。今日は昔の会社仲間との会食そしてミニコンサート(ピアノとフルート:仙台銀行70周年記念、イズミテイ21:抽選で当たりました、お土産のどら焼き付)へ出かけました。全国でコロナの感染第5波が収まり、県内の感染もやっと落ち着いた。このまま穏やかな冬を迎えたいところだが、ワクチン接種が進み、社会経済活動を再開した英国などで感染が激増しているというから油断ならない。いずれにせよ外出の際は油断せず感染対策を忘れずに過ごしていかねばと思っている。
2021年11月8日 曇/小雨 16℃
地球温暖化を日本は真剣に考えてほしい!
地球温暖化は「問題を言葉にする段階ではなく、行動を示す段階に移っている」。そして温暖化を抑える行動は「われわれではなく、子どもたちや、その子どもたちのためなのだ」。英国のエリザベス女王はこう強調した。英国を会場に温暖化対策を話し合う国連のCOP26へのビデオメッセージである。95歳の女王の言葉の背景には厳しい現実がある。首脳級会合でフィジーの首相は「島を海の上に残してくれ」。海面の上昇で国が水没の危機にあると訴えた。島国では被害が特に深刻だ。岸田文雄首相は途上国の温暖化対策を支援するため、さらなる資金提供を表明した。一方で、わが国の政治家の中にはちょっと首をかしげたくなるような発言をする方もいる。「温暖化というと悪いことしか書いていないが、いいことがある。北海道のコメがうまくなった」先の衆院選の街頭演説でこう述べた重鎮がいた。気候変動によって確かに動植物は影響を受けている。だからといって、温暖化を肯定するような発言はいただけない。子どもたちのために、そして今も世界のどこかで苦しんでいる人たちのために、行動すべき時期ではないだろうか。「お金さえ出せばいい」。。。と、いつまで本質から避けて叫んでいる日本は悲しいですね。
泉ヶ岳麓にある別荘へ薪配達後、岳山珈琲やオートキャンプ場へでかけ、紅葉狩りを楽しんできました。
2021年11月5日 晴れ 16℃
秋晴れが続き気持ちいいですね!
最近、LINEでの情報発信がメインとなりHPへの投稿も少なくなりましたが、今日は久しぶりの投稿です。今年は11月に入っても暖かい日々が続いていますね。NHKの連続テレビ小説「おかえりモネ」も終わりました。10/28-29とモネのふるさとの登米を訪れ、秋空に広がる長沼の高台にそびえる風車の風景は絵になりますね。モネを思いながら登米市の街並みを散策した後、足を伸ばして鳴子峡の紅葉狩りにも出かけ小さな旅を楽しみました。そして11/3「やまびこ山の会」の仲間7人で山形と宮城の県境に位置する面白山の麓に広がる紅葉川渓谷に出かけました。渓谷を覆う広葉樹の紅葉が、常緑樹と絶妙なコントラストを描き「紅葉川」の名の通りの絶景です。大小さまざまな滝が渓谷に注ぐかと思えば、静かに斜面の錦秋を水面に映す淀、スリルある吊り橋など、変化に富んだ道のりで渓流沿いの散策を楽しめました。更に11/4には仙台市の文化財公開の日には「歴史友の会」の仲間と若林区木下にある陸奥国分寺を訪ねました。奈良時代の史跡で仁王門・薬師堂・鐘楼・観音堂・奥の細道風景地を解説員から説明を受けながら「古の風景」を思い浮かべました。私は特に建物に興味があり昔の大工職人の技術力の卓越さに感心しながら、史跡をきちんと後世に残していく大切さを学びました。最近は体調も良く、アクテイブな生活を繰り広げています。