■2022 活動日誌12月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2022年12月26日 みぞれ/晴れ
恒例のT&Mクリスマスコンサートが開催された!
クリスマスを迎えた。ロシアのウクライナ侵攻開始から300日が過ぎた。ロシア側はゼレンスキー大統領が求めていた撤退はおろか、休戦にも応じない。ミサイルで電力網を破壊され国民は電力不足と寒さに苦しんでいる。戦地はキャロルも響かない寂しいクリスマスを迎えている。第1次世界大戦のクリスマス休戦は、開戦から約5カ月後の12月24日、ドイツ軍と英国軍の一部部隊の間で成立した。ある戦場ではクリスマスキャロルの歌声をきっかけに兵士が銃を置いたと伝えられる。命令ではなかった。一時的にせよ歌が戦闘を止める役割を果たした。108年前のことだ。かたや、プーチン大統領は作戦の継続を強調し、核戦力の強化を打ち出した。振り上げた拳を下ろす気配はない。ゼレンスキー氏が米国を訪問し、バイデン大統領から地対空ミサイルシステムなど巨額の追加支援の約束をとりつけたのも長期戦への備えとみられる。ジョン・レノンは、戦争をやめさせる歌の力を信じていたのだろうか。「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」のことだ。ベトナム戦争が泥沼化していた1971年に発表し、クリスマスの定番曲となった。「イマジン」とともに世界中で愛唱される。
「戦争は終わる、あなたが望めば」「何の不安もない、良い年になることを祈ろう」。繰り返される平和のメッセージが今年はひときわ重く響いる。そんな中、川崎でT&Mクリスマスコンサートが開催され、Zoomオンラインで拝聴した。でもウクライナのことが気になり、私自身、心の底から楽しむことができなかった今年のコンサートであった。
2022年12月22日 小雨/みぞれ
顔面に白くて冷たいものが落ちてきた!
日本海側は大雪になりやすい「日本海寒帯気団収束帯」が発生している。海上から雪雲が次々に上陸し、絶え間なく雪が降り続いている。国道は大渋滞で立ち往生も続いている。まさしく災害である。シベリアから南下した寒気が中国・北朝鮮国境付近の高い山に引き裂かれ、二手に分かれる。寒気は別々の道を歩んだ後、日本海上空で合流する。この巡り合いは雪雲を次々に生みだしている。雨雲が連続して発達する線状降水帯と似た部分がある。どちらも災害を引き起こしかねない。ニュース映像を見るたびに雪が降り続いちぇいる。魚沼市守門では2メートルに届こうかという積雪があったという。新潟市などでは激しい渋滞が発生した。雪による事故も起きた。停電が長時間に及んだ地域もある。暖房が使えなければ命が危うくなる人もいる。12月からこれでは、今冬も先が思いやられる。幸いなことに太平洋側は雨、みぞれ程度で済んでいるが他人事ではない。空を仰いで恨み節を吐いたそばから、顔面に白くて冷たいものが落ちてきた。備えを怠るなという天の警告かもしれない。ため息を漏らしつつ、覚悟を決め、備えあれば憂いなしの心境で油断することなく備えを忘れずにチェックしたい。
2022年12月20日 曇り
節電の冬が本番を迎えている!
最近、寒波が押し寄せ冷え込みが厳しくなり、「節電の冬」は本番を迎えた。政府は今月から来年3月末まで、全国の企業や家庭に節電を求めている。暖房需要で電力消費が増える一方、ウクライナ侵攻の影響もあって液化天然ガスの安定調達が危ぶまれるという。東北電力も節電の協力を呼びかけている。10年に一度の厳しい寒さを想定した需要に対し、安定供給に最低限必要とされる3%は確保できる見通しだが、「無理のない範囲で節電を」と求めている。平均家庭の使用料の大きい順はエアコン、冷蔵庫、給湯器だそうだ。我が家の暖房は薪ストーブのお世話になっているが、この寒さで薪の消費量も急ピッチである。薪ストーブユーザーには良質な薪を軽トラ25台分程度供給しているが、我が家の薪はB級薪(はねもの)を使用しておりちょっと火力も弱いが、何とかしのいでいる。これから冬本番。薪ストーブの暖かでほっこりとしながら過ごしたいと思っている。政府は電気料金の負担軽減策を導入するが、懐が温かろうと寒かろうと、節電の意識は緩めずに過ごしたい。見回せば、不要な消費や必要以上に使っている電力はありそうでもある。これを機に再点検してみようと思っている。
2022年12月16日 曇り
こどもの歓声に耳を澄ませてみた!
春に生命の息吹を感じさせ、盛夏に緑陰の癒やしを与えてくれた木々もすっかり葉を落とした。天気予報によれば、週明けから雪の季節に入りそう。晩秋から今頃にかけてはどうしても寂寥感に駆られてしまう。長野市で現在、子どもの声がうるさいとの近隣住民1世帯の苦情をきっかけに公園の廃止を決めた市の判断が物議を醸している。市は対策を重ねてきたが、それでも受忍できないほどの騒音ということなのだろうか。廃止反対の意見が全国から寄せられている一方、苦情元の住民への誹謗中傷が懸念される事態に。国を挙げた子育て支援が求められる中、誰も笑顔になれない結末を想像すると物悲しさが増す。久しぶりに訪れた近くの公園。枯れ葉を踏み歩き、椅子に座って辺りを眺めると孫を連れて来て地域の皆と一緒に遊んだ昔が思い浮かぶ。だが、冬の季節でもあり近くの公園には誰もおらず何とも寂しい。少子化時代を迎え、もう少し寛容に地域をはぐくむ心で接することはできないものかと思う。そんな中、元吉浜小学校校長ご夫妻の案内で吉浜・大川小を訪問した。北上川の両岸にそびえていた校舎と児童・先生方が津波に飲み込まれた。子供の歓声が聞こえず、しんみりとした旧校舎・慰霊碑の前で手を合わせずにはいられなかった。東日本大震災の教訓をいつまでも語り伝えていくことの尊さを身に染みて感じた小さな旅19であった。
2022年12月12日 晴れ
師走・北風・太陽と触れ合う!
師走に入り、急に寒くなった。でも時折、陽が差し込み暖かさも感じる。先週は伐採、薪つくり・薪配達・原木きのこ植菌会とアウトドア作業の肉体労働にいそしんだが、8-9日と親しい友人との忘年会(秋保温泉)に宿泊し、日頃の疲れも吹き飛び、笑いの連続で本当に楽しく過ごすことができた。忘年会の詳細は「小さな旅18」でお届けしましたのでアクセスしてみてください、これからは北風小僧が「やっと僕の出番がやってきた」と、駆け回り始める。厚手の上着を引っ張り出し始めた。イソップ物語の『北風と太陽』は旅人の上着を脱がせようと、北風と太陽が力比べをするお話。北風は暴風で上着を吹き飛ばそうとするが、旅人は寒いから上着をしっかり押さえる。太陽はさんさんと旅人を照らし、暑くなった旅人は自ら上着を脱ぐ。子どもの頃、なるほどと思った。力だけでは人を動かせないという教えなんだろう。でも、人は時に力を振りかざして人を押さえ込もうとする。「ゼロコロナ」を掲げ、強権的に行動を制限する中国を見るたびに、そう思う。耐えきれずに広がった民衆の抗議行動で、中国が混乱しているように映る。中国政府が力で押さえ込めば風力を強める北風と同じだと思う。お互いに大切なのは相手の身になって考えることではないだろうか。
2022年12月6日 曇り
果報は寝て待てというが。。。。。。?
〈果報は寝て待て〉。幸せは人の力ではどうすることもできないから、焦らずに時機を待っていればよいという意味でもある。遠く日本から声援を送ることしかできないが、その時機は来ているような気がしており、目標突破をかけたクロアチア戦は6日午前0時から始まった。3度目の歴史的な勝利に備え、夜更かししながら声援を送り、TVの前で一喜一憂したが、PK戦でベスト8の壁は越えられず残念であるが、新たな目標ができて新たな挑戦と割り切り、気持ちを切り替えていきたいと思う。師走に入り、ワールドカップもあるが。個人的には10月末から12月初めまで薪ストーブ用の薪つくりに追われている。ユーザから注文が舞い込み日程調整、作業が結構大変である。家内と2人で汗水流し、薪割り、薪棚積み、水分計測定、薪配達とフル稼働のためか、肉体的に少々疲れ気味である。加齢もあるが、朝寝坊が続き疲れがとれず少しセーブが必要と感じ、最近はお断りしている現状でもある。でも多くの薪ストーブユーザとの会話、薪ストーブの炊き具合等のコミュニュケーションも楽しいものである。最近は若いユーザが多く、元気をもらうこともしばしばである。体が続くうちは、がんばりたいと思っているが。。。。。