■2021活動日誌2月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2021年3月1日 晴れ 14℃
春の足音が聞こえてきそう!
いよいよ3月に突入し年度末でもある。春の足音が聞こえたかと思うと、寒さがぶり返す日々が続きそうであるので体調には気を付けたいと思う。日々の活動で杉林の丸太きり、イノシシとの遭遇、鳴子温泉療養(小さな旅2)、梅林の枝の剪定、懇親会等といそがしい日々が続くが、何より体調回復が一番である。政界を見渡せば、ある人物の背後に、別の人が透けて見えたのだろうか。菅義偉首相の長男・正剛氏が勤める放送事業会社による接待問題である。接待を受けた総務官僚は、省内に絶大な影響力を持つ首相の影を長男の向こうに感じたのかもしれない。官業の癒着が繰り返された反省から、国家公務員は法律に基づく倫理規程で利害関係者から接待を受けることを禁じられている。放送業界からは「会食に応じてくれるなんて考えられない」との声も漏れる。にもかかわらず、多くの幹部職員が接待を受けていた。1回で1人7万円余りに及んだケースもあったというから、あぜんとする。政権の決めた政策の方向性に反対する官僚は異動してもらう-。菅首相は、こう言って霞が関にすごみを利かせたことがある。その威光に逆らえなかったか。それとも、その威光の下でなら許されると思い込んだか。本当に行政はゆがめられてはいないのだろうか。表面に映し出されたものだけでなく、その背後にあるものに、よくよく目を凝らさねばと思う。
2021年2月22日 晴れ/曇り 14℃
やっと再開しました!
しばらく、活動日誌を休んでいましたが、今日から再開したいと思います。13日福島県沖地震、術後の体調不良等で日々、悶悶として過ごしておりました。地震後の後片付けやら病院通い、温泉療養を通して徐々に体調が回復しつつあり、日々のリズム感も戻ってきたような気がする。健康・日々が無事に過ごせる事のありがたさを今回のトラブルを通して痛感した次第である。最近、日々の数字について気になることがある。それは新型コロナの感染者数だ。一喜一憂したり、驚きの数字もある。下げ止まりの中でまた上昇する気配もあり、気を緩むことなく予防には十分気を付けて過ごしていきたいと思う。東京株式市場の日経平均株価が3万円台を回復し保っている。庶民感覚からはほど遠い。この株高は、世界的な金融緩和と財政出動による金余りがもたらしている。コロナ対策が狙いだというから皮肉だ。緊急事態宣言が延長されている中で、中小、零細企業への打撃が大きく、2020年の完全失業率も11年ぶりに増加に転じている。実体経済と乖離(かいり)した、景気の実感の乏しい株高ではないだろうか。過去に株価3万円台といえば1990年にもさかのぼる。バブル時代の教訓だが「変化への対応力とそのスピードが企業の死命を制する。我々の最大の敵は時間であり、時代の変化である」とある。バブル清算から得た教訓で、示唆に富む。コロナ禍からコロナ後の歴史的な変化、そして自分自身の病後の教訓を生かし変化に備えていきたい。
2021年2月9日 晴れ/曇り/小雪 6℃
コロナ禍で「ごめんなさい」の言葉が多くなってきている!
手術後のリハビリのひとつとして、歩いて買い物や食事をする機会が多くなってきた。今日、近くのスーパーで会計レジに並ぶと、コロナ禍で他人との距離を気にしながらソーシャルデスタンスを意識するようになり、長蛇の列となっている。でもなんか、どこか、いびつのような気もする。レジの順番を譲ってもらったり、日常のちょっとした親切にも、「ありがとう」より「すいません」「ごめんなさい」と言ってしまう。いつくしみとは別の、見えない何かに頭を下げ続けているような気がする。感染して自宅療養中だった東京都内の女性が先月末、いのちを絶ったという。報道によると、家族にうつしたと悩み、謝罪するような内容の走り書きが残されていた。たまたまウイルスが拡散する経路に選ばれてしまった不幸な人が、周囲に迷惑をかけたと自分を責める。痛ましいというほかない。「ごめんねじゃないからね」と言いたくもなる。集団感染で休園を余儀なくされたある保育所に、園児からこんな手紙が届いたというニュースを読んだ。保育士さんたちはきっと、自分のせいでもないのに、子どもたちや保護者に「ごめんね」「すみません」と謝ってばかりだったという仕草をみていると悲しくなってくる。人の心が見えにくい今、誰かを救う言葉はそう、「ごめんね」じゃないんだよと言いたくなってきている。
2021年2月7日 曇り/小雪 8℃
コロナ収束の春を待ちたい
冬と春を分ける節分が過ぎ、暦の上では春となったが、やはり春は名のみである。列島は寒波やら暖かくなったりと、いそがしい日々が続いている。「春近し」や「春遠からじ」といった冬の季語は、春までの距離を感じる。2月は「光の春」とも言われる。まだ冬が優勢だが、吹雪が途切れた瞬間、降り注いだ日差しは、確かに春のもののように感じる時もある。冬枯れの木々もじっと寒さに耐えているだけではない。桜などの植物は、低温に一定期間さらされて休眠から目覚め、開花に向けて気温上昇を待っている。4日(木)から手前味噌つくりや原木きのこ(なめこ)植菌等のイベントで相変わらず、いそがしい日々を送っている。高齢者の仲間入りそして加齢とともに日常の疲れも含めて体調は万全ではないが、いそがしい生活が自分のペースかもしれない。そして夕方、近くの町の温泉場(やすらぎの湯:日中180円、夜90円)で体を癒すことが日課となってきている。「余寒」と呼ぶには厳しすぎる冷え込みは、きょうも続く。こうした寒の戻りを「冴返る」という。コロナ禍の中、たび重なる寒波の襲来で気が抜けない。それでも、冴返り、冴返りつつ、春はやって来る。感染予防に努めつつ、コロナ収束の「春」を待ちたい。
2021年2月2日 晴れ/曇り 7℃
節分の日は今年は2月2日ですよ!
痔手術の傷もすこしづつ癒えてきたが、多少便秘気味に陥りやすい。でもしばらくは少し気長に過ごしていきたいと考えている。当面、アルコール等をはじめとした刺激物は控えながら、ゆったりとした気持ちですごせればいいなあと思っているが、本来せっかちな性格であるので、セーブはしているつもりではあるが。。。今日は節分の日であるが、今年は1日早く2月2日。2日となるのはなんと1897(明治30)年以来、124年ぶりだという。記憶にとどめておきたい。節分は季節を分けるという意味があり、立春の前日に当たる。立春を含む二十四節気は大安や仏滅などの六曜と同様にみられがちだが、実は科学的なのだ。太陽と地球の位置関係から天文台が日付を割り出し毎年公表する。地球は太陽の周りを回る公転をしており、1周する時間を1年365日と定めている。ところが、365日ぴったりでないために、立春が例年の日付から前後する。このため、節分の日も3日からずれが生じるわけである。今年からはしばらく4年ごとに2日になるという。節分の日の豆まきは室町時代に始まる。鬼に豆をぶつけ邪気を払って、一年の無病息災を願うとの意味合いも込められている。「鬼は外、福は内」との掛け声で悪役に回る鬼ではあるが、近ごろ「鬼滅(きめつ)の刃(やいば)」の漫画や映画で人気となっている鬼には、日にちを間違えず2日に登場願いたい。それと身体健全を願わざるを得ないなあ。。。。。(近くの蛸薬神社へお参り・・・・・)