
■2025 活動日誌4月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。

2025年4月3日 小雨/曇り
花/人も開花の時季を迎えた!

桜のソメイヨシノの花芽は夏にでき、秋に休眠に入る。冬の寒さにさらされることで眠りから覚め、開花に向けて成長を始める。近ごろは冬が温暖で、木が目覚めにくくなっている。広範囲で同じ時期に花ひらくのはこのためだという。もともと桜の「さ」は、山に上った「田の神さま」の意味で「くら」は座る場所。山桜にほんのり染まったあたりから、神さまが豊作を見守ってくれている。そう信じたのが名の由来と言われている。時代が下ってソメイヨシノが主流になっても、その咲き方さえ気にかかるのは、実りの季節に寄せた古人の祈りを感じるせいだろうか。4月になり新年度を迎えた。社会人の一歩を踏み出す若者も、新しい職場に向かう人も、ふと仰ぎ見れば白や淡いピンクの花が咲き誇りはじめる。やがて実る姿を神さまが見守ってくれている、そんな気持ちになれたらいいと思う。寿命が人間と同じくらいといわれるソメイヨシノは、樹齢40年を超えると開花が早くなるらしい。幹や葉はすっかり育っているから、花を咲かせることだけに力を注げるのだと言われている。早咲きもあれば遅咲きもある。人生もまた同じであると思いながらさくらを眺めながら自分を振り返っている。