■手術後状況(胃がん)■
□ 2014.5~2014.10 □
手術後の経過も含め、日々気づいた点について読者の参考になればとの思いで掲載しました。
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10月3週 本日(10/20)半年ぶりに仙台厚生病院を訪れ、血液検査、CT検査を行った。手術後ちょうど1年経過した。病院周りの木々は紅葉しはじめており、病室の中から眺めていた風景を思い出す。1年前は向かいの東北大病院は工事中で巨大なクレーンがそびえ立っていたが、今は立派に完成し、まさしく、このエリアは仙台の医療ゾーンでもある。体調的にはだいぶよくなり、食欲もあるので問題はないと思うが、23日(木)には検査結果がわかる。まさしく節目の1年を迎えた。多くの人に支えられ、こんなに元気になったことに感謝したいと思う。ありがとうございました。
10月2週 体調が良くなってきた。食事も少量ながら、何でも食べられるようになり体重も56-57kgまでにもどってきている。特に食後のリンゴが内臓を落ち着かせてくれ、消化剤的な存在で便通にもよい。秋はリンゴのシーズンでもあり、常に安いリンゴをウオッチする状態が続きそうである。そしてこのまま体調が続いてくれることを期待している。でも調子に乗って暴食や無理な活動しないように気を付けていきたいと思う。常にパートナーが食事、行動等で注意を払ってくれて感謝している次第である。
10月1週 かかりつけ医者で基本健診、歯医者、眼科とまさしく病院weekであり、一通り終わりホットしている。でも本格的な検査の癌転移検査(CT検査)は21、23日と続く。体調は良いが体重がなかなか戻らない。現在体重は55.5kg、血圧95-59とかなり低い。腹囲も73cmと健康体ならばスリムな体型でもある。青年時代に戻ったつもりで、もうひとふんばりしたいと思う。ユックリズムな生活を基本として明るく楽しく元気よく過ごしていきたいと思う。でも適度な旅行はいいね!!!
9月4週 3泊4日の旅行で食事面でちょっと気がかりではあったが、何とか無事に過ごせてホットしている。でも食事後はリンゴで内臓を落ち着かせるのがいいみたいだ。リンゴ持参、弘前・松本でリンゴ購入といつも欠かせない果物となってきている。今回は薬なしでも何とか過ごせた。食事は少量で回数を多めにを基本として旅行中もゆっくりペースで活動した。やはりスタミナはまだまだであるが、海外旅行ができる日を楽しみに徐々に体力をつけていきたいと思う。10/4(金)は基本健康診断及びかかりつけ医者の受診がある。そして10月は厚生病院でのCT検査等がある。手術より、もうすぐ1年。感慨深いものがある。
9月3週 1日のフルの会社勤めは疲れる。緊張感からくる精神的な疲れなんだろうか。帰宅し、食事後はぐったりとなる。現在、週2回の勤務であるが、これがちょうどよいような気がする。今までの経験やノウハウを某会社、そして社員に伝えることができればと思う。そのことが社会に対する恩返しであると思えるようになってきた。体調もすこしづつよくなってきており、その日の疲れはその日のうちにとろうと思っている。無理せず8分目を心がけて生活していきたいと思う。東北大学N教授からいただいた本を読みながら、植物のパワーに元気をいただいている。
9月2週 体調良し悪しのサインは朝の目覚めである。今週は体調もよく食欲もあり順調であった。やはり規則正しい生活と薬の消化剤をわすれずに服用することが肝心である。でも、まだ体力は長続きしないので、適度な休息と無理をしない生活パターンが大事であることを痛感している。体重も56.5kg前後で推移しており一時の体重減少が止まったきたことも朗報である。食欲の秋でもあるので、少量でもおいしい秋の味覚を堪能したいと思う。
9月1週 最近は体調が日々変わる。どうも疲れが抜けきらないようで、朝起きの調子がその日の体調のバロメーターみたいである。食事は相変わらず細いが、何でも食べられるようになってきたのがうれしい。腹八分と同様に外の活動も八分にセーブしながら、体力を時間をかけて取り戻していきたいと思う。
8月5週 体調は良くなっているが、相変わらず食事量が少なく、ごはんは1膳の半分とおかずでお腹いっぱいになってしまう。そして少しでも多く食べ過ぎると、もたれるような感覚で気持ちが悪くなる事象がおこる。その後、食後の薬とフルーツで食事が腹におさまる感覚でもある。体重は56kg台を維持できているので、この体重の体力がどの程度なのかも、わかってきたような気がするので、無理せず活動を行っている。9月に入ると定期健康診断、10月には術後1年経過するのでCT検査がある。まずは転移なく過ごせていることに感謝しつつ、継続して経過を記録していき、同じ症状の方々に参考になれば
と思う。今日も元気で「野菜大好きクラブ」の仲間と楽しく過ごせ幸せである。
8月4週 低血圧のせいもあるが朝がつらく体全体が怠惰感に襲われるが、だいぶ体調がよくなってきている。きちんと食事、消化酵素をきちんと採ることが大事であると痛感する。薪割りしながら大腸癌で同じように手術した友人と話しをしてみると、同じように消化のよい食事、薬を飲み、適度な運動が大事のことでした。体力が落ちた分なりにアウトドアをセーブすればいいのだが、気持ちがついつい前にいってしまう。汗をかきながら程々にと自分に言い聞かせている自分がおかしいですね。
8月3週 今週は子供・孫との夏休みでもあり、夕食時はお酒を飲むことが多くなった。せいぜいビールコップ2杯程度であるが、酔いのまわりが早い。アルコールで腸内発酵してしまうのだろうか。以前は、酔いをあまり感じなかったが、食が細くなったため体力が落ちている(体重56㎏)かもしれない。整腸剤、消化酵素の薬を食後にきちんと取り、体に栄養がとれるように意識して定期的な生活を送るようにしたいと考えている。今週で子供・孫との夏休みも終わるが、多くの思い出がたくさんできて、勇気をいただき、また元気に過ごしたい。
8月2週 かかりつけの医者で薬をいただき、血圧を測定したところ92-50である。だいぶ低血圧のためかもしれないが、朝起き時、多少つらい気がする。でも体調はだいぶよくなってきている。少し食欲が落ち気味であり、食事には気を付けながら過ごしたい。9月には健康診断案内がきているので改めて血液検査等を行い肝機能についてチェックしたいと思う。でも孫を抱っこしながら元気をいただいている次第である。
8月1週 梅雨も明けて、連日暑さが続いております。我が家の温度計も32℃を指しております。でも田んぼを通る風で湿度も低く心地よい日和です。体調も普段に戻ってきたが、体力・スタミナが落ちているので、屋外活動はセーブしながら行動しております。暑い中で梅ジュースが活躍してくれます。この梅ジュースのせいかもしれないが市販飲料はほとんど飲まなくなった。食は細くなった気がするが、自然の恵みをいただいて元気に過ごしたいと思います。そろそろ消化酵素がなくなってきたので、かかりつけ医者へ出向く予定です。消化できない場合はリンゴで落とし込むコツがわかってきました。
7月4週 梅雨はまだ明けないが、晴れで暑い日々が続いております。体調的にはふつうの状態になり、食は細いが何でも食べられるようになった。しかし体重計にあがってみると56.2KGと、なかなか体重がもとに戻らない。体重が減った分スタミナが落ちたようです。これから暑い日々が続きますが、水分・塩分をこまめにとり、熱中症には十分気をつけていきたいと思う。とにかく無理せず、体に負担をかけないように休み休みながら活動していきたいと思います。
7月3週 同じ癌で手術後、自宅で抗がん剤で治療中の人の話を聞いた。やはり体調には波があり、体重も同じように2~3kg変動し、症状も爪の割れ、体がだるい等、似たような症状だと感じた。私は幸いにも、転移がなかったことより、抗がん剤投与もなくふつうの生活ができていることは幸せである。性格がせっかちで、ついつい病気のことも忘れて普段のような生活をしているが、「喉元過ぎれば熱さ忘れず」ならぬよう、そしてパートナーの言うことも聞きながらストレスをためないでゆっくりした生活が送れればと感じている。体重も57㎏となってきたが、今までとは違う感覚で体重が変動するものだなあと感じている。
7月2週 本日(7/12)体重を測ったら56㎏でビックリである。今まで58㎏で順調に推移していたので、何が原因かは不明である。梅とり、小麦刈り、プチ旅行と連続の活動が効いたかもしれない。食欲もまずまずであるが、仕事も出張で多少疲れ気味かもしれない。消化酵素は欠かさず飲み栄養が吸収できるようにゆっくりと食べるようにしていきたい。今後は暑くなるので絶対無理せず、疲れたなら休む習慣を厳守していきたい。
7月1週 体重は58㎏とほぼ落ち着いてきている。食べ方は少量だが回数を多めに採るようになってきている。めまいも少なくなりだいぶ体調もよくなっている。野菜大好きクラブのメンバーと野菜談義するひとときが楽しく、笑うことが一番である。ストレスをためず、無理をせず、笑顔のある生活を送ることが健康の源であると感じている。今日の採った梅で、梅ジュースをつくり、この暑い夏を乗り切りたいと思う。
6月5週 6/28かかりつけの宮崎クリニック。血液検査の結果では肝機能はやや改善して、全体的に通常状態へ戻ってきている。前回の薬調合で、体調もやや良くなってきている。しかし、ついつい体調がよくなると、調子に乗って食べ過ぎたり、脂っこいものを採りたくなり調子を落とすこともある。今回の旅行で感じたことだが、外食ではなるべく、少量で多品目のある定食屋を探したいが、なかなか見つからないものである。疲れを残さないこと、食べ過ぎないことを改めて注意していきたい。
6月4週 だいぶ体調がよくなってきている。消化酵素をはじめとした薬を忘れずにきちんと飲むことが肝要である。体力的には力仕事の瞬発力はまだまだだが、日常の活動では支障がないようになってきている。ストレスを溜めず自然体の生活、自然食の生活を心掛け感謝と笑顔を忘れずに日々を大事に過ごしていきたいと思う。
6月3週 少しづつではあるが、めまい等の症状はなくなってきており、食は細いがなんでも食べられるようになった。でも調子に乗って、ついつい目で食欲がでてきて、「ほや」(消化が悪い)を食べてしまい、夜中に吐き気をもよおしてしまった。あらためて貝類をはじめとした消化の悪いものをピックアップして留意していきたい。従来のスタミナはないが、半日程度のアウトドア活動ができるようになってきたが、これから暑くなるので朝早くとか15時過ぎあたりの活動を心掛けていきたい。
6月2週 薬もなくなってきたので、宮崎CLへ出向いた。めまいの症状が時々ある旨の話をしながら、血圧測定(100)、採血、薬の追加を行った。ちなみに薬は①ツムラ真武湯エキス顆粒(消化促進、めまい)②ミヤBM錠(整腸剤)、③ベリチーム配合顆粒(消化酵素)を調合していただいた。食が細くなってきており、間食する機会も多くなってきた。どうも味が濃いものや甘いものがほしくなる。パートナーに注意されながらビタミン類を多く取るようにしているが、梅雨時でもあるので、室内で少し静養しつつ体力維持向上に努めていきたい。
6月1週 真夏のような陽射しで30℃超す天気が連日続くとのこと。体力が落ちているので、アウトドア作業は朝早くか午後3時過ぎにしようと思っている。体調はだいぶ戻ってきたが、めまいは時々おきるので、めまいがおきたなら休憩するようにしている。食事の量も少なく、回数を多くして”細く長く”の感覚である。薪の切りだし作業もだいぶ進み、今年の冬分は何とか賄えるような量まで確保できたので、ひと安心である。ファームはパートナーが頑張って率先してやってくれるので助かるが、無理をせず、「野菜大好きクラブ」の面々の力を借りながら、とにかく効率的に楽しんでやれるように工夫していければと思っている。消化酵素の薬もなくなってきたので、来週あたりにかかりつけ病院へ出向く予定です。
5月5週 体調がだいぶ戻ってきた。今回の不調の現象として、めまい・貧血・爪が割れる・疲れやすい等の症状がでてくるのがわかった。体調がよくなると、すぐに忘れてしまうので記述しておく。食で栄養をきちんと採ることが基本であり、消化のよい食べ物、そして消化酵素を適度に飲むことを習慣化していきたいと思う。ただ体力はまだ、十分ではないので気長に1日の行動量をセーブしながら付き合っていきたい。こんな風に自分に言い聞かせながら自制しているのだが。。。。
5月4週 めまい・貧血等の状態がよくなってきている。薬の消化酵素等で消化が促進されたのだろうか。でも食事量はご飯1膳では多く、半分程度とおかずで十分の状態で量が多少落ちてきている。外の活動も半日程度にセーブしており、なるべく静養するように気を付けてはいるが。。。こうした状態になって改めて健康の大事さを痛感する。5/16宗教学者の山折哲雄先生の講演を聞きながら、心の底に流れる無常観について考えてみた。
5月3週 朝起きると貧血気味になったり、立ち上がったりするとめまいが、たびたびおこるようになった。そのため動いたりすると立ちくらみがする症状があらわれてきている。半年経過後にあらわれてきたことがわからない。新聞をみていると、同じ手術をした人の経過と似たような症状が現れた記事を見かけた。頭痛・倦怠感・めまい・貧血・肝機能低下。。。早速、かかりつけの内科へ出かける。血圧は上が90と、かなり低く、これがめまいの原因である。当面は薬の消化酵素で栄養補給に努めることとするが、当面休養に努め様子をみることとした。
5月2週 先週と同様に低血圧のせいもあるがめまいがして、様子をみながら活動している。調子が悪くなると顔が白くなって(血の気がひくような感覚)いくのがわかるようになってきた。でも、お天気がよくなるとついついアウトドア作業をやりたくてうずうずしてくる。この様子をみかねて、友人のOHさんがいつも気遣ってくれ、声をかけてくれると同時に畑・庭作業を応援してくれる。こんなに私自身の体を気にしてくれる友人がそばにいると思うとうれしくなってしまう。感謝・感謝である。この支援にこたえる意味でも体調を1日も早く改善できれば。。。ありがとうございます。
5月1週 手術後、半年後の定期検診(仙台厚生病院消化器外科)を受けた。CT検査では他臓器、リンパ線への転移はなく安心したが、血液検査で肝機能の数値(GOT55,GPT82,γGPT105)が高い結果である。4月に入り疲れやすく、めまい等で貧血気味の状態、肌のかゆみ(乾燥気味)が続いたが、これが原因かもしれない。今までは蓄積された栄養源でカバーできていたが、半年も経過して、栄養の吸収が腸のみで栄養・カロリー不足が顕著となったようだ。食事および方法についてもう一度見直していきたい。かかりつけの病院でもう一度相談するが、とくにめまい状態を改善できればと思っている。体重57-58kgで推移している。
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