2019活動日誌 10月
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2019年10月31日 晴れ 17℃
ゆずり葉の頃(八千草薫さん亡くなる)
八千草薫さんが亡くなった。いつもおだやかでほっとさせるような人柄がにじみ出ているような日本人らしい女優さんだった。昨年1月に膵臓がんで大きな手術を受けたが体力回復に努め、夏の舞台を乗り切ったらしいが。。。際立つのは役柄でものぞかせた芯の強さである。映画で「ゆずり葉は新芽が育つと古い葉は青いまま散り、やがて自然に土に返る-。」と。。。今を見据え、自然体で歩み続けたご自身のようでもある映画「ゆずり葉の頃」は、老いの身じまいを考え始めた女性が、思い出に残る1枚の絵を捜しながら人生を振り返る物語だ。絵にまつわる少女時代の淡い恋。戦中戦後の苦しい生活。そんな記憶を織り交ぜながら、絵老いの身じまいを考え始めた女性が、思い出に残る1枚の絵を捜しながら人生を振り返る物語だ。絵を巡る小さな旅が続く。出会う人々との上品なやりとりは、八千草さんの思いやりの心を浮き立たせているような気がする。人間の面白さは、年齢を重ねることで自分の考え方の「ものさし」の長さや種類が変わってくるとも言っている。優しく穏やかな人柄を画面ににじませたような映画であった。我々夫婦も自然体で人生を振り返りながら、身じまいを考えはじめたいと思う。
2019年10月30日 晴れ 18℃
秋の霧に包まれた「竹田城」いいね!
朝夕の冷え込みが身に染みこんでくるような時季となってきた。通勤の道すがら目にしたのは、遠くの山並みに立ちこめる白い霧。秋の深まりを思い知るときである。地表近くの空気が冷やされ水滴が漂う現象は同じでも、日本人は古くから「春は霞(かすみ)、秋は霧」と季節によって使い分けてきた。例えば、春めいて山裾がぼんやり見える様子を「霞の衣」と形容している。うっすらと穏やかな印象の霞に比べ、霧の方は色濃く景色が見えにくい感じがする。山の稜線などではへの字への字になって霧が湧いてくる。気象ことわざに「朝霧は晴れ」とある。高気圧に覆われよく晴れた日の翌朝は、放射冷却現象で気温が下がり水蒸気が凝結し霧が発生し、日が昇って霧が消えると青空が戻ってくる。特に盆地では周囲の山からも冷気が降り、濃い霧にすっぽり包まれることがある。こうした光景が似あうのは、朝霧にそびえる「竹田城」で“天空の城”とも呼ばれている。こうした城を演出するのも幻想的に彩る秋の霧である。戦国時代のお城や山城は多くのロマンを秘めながら11月が放射冷却が起きやすく、風が弱い―といった条件が重なれば出現する。こんどはどこのお城に行こうかと案じているところである。
2019年10月29日 曇り/雨 18℃
読書週間が始まりました!
読書週間が始まった。本好きのうちの家内はファーム作業の合間やちょっとした時間は、ほとんど本を読んでいる。本から伝わる活字や想像を掻き立てる雰囲気が好きだという。そのためか、毎週のようにスマフォで図書館との予約メールのやりとりを頻繁にやっている。まさにアナログとデジタルを活用して楽しんでいるようにも思える。昨今のネット社会の進展、AI時代の到来などを理由にした本離れが進んでいるという。直木賞作家で古書店を営む出久根達郎さんがそのエッセーの中で「かくれんぼ読書」と名付けた読書術を紹介している。「一度、隠す。久しぶりに現れた書物はひどく新鮮で、その場で読みふけってしまうことがある」。自宅の書棚に眠る本が、ひょっとしたら、読書習慣を覚醒させてくれるかもしれない。また、家内は本選びはなによりも楽しみの一つでもあるという。今、東京・神田神保町の古書店街では来月4日まで、歩道沿いに約500メートルにわたって期間限定の露店が並び、掘り出し物の古本を探す客でにぎわっている。活字離れという大きな流れを押しとどめる勢いではないかもしれないが、本の世界に立ち返る人が増えるのなら心強いと思う。そして今も古書ファンは根強い。全国的に地域の古書店は減少傾向ではあるが、郷土史、地域色豊かなものなど、さまざまなジャンルがそろっている書棚から、捜し続けた本に巡り合った時の喜びは、また格別ではないだろうか。
2019年10月25日 曇り/雨 16 ℃
冷気で霜となって降りる時季ですね!
きょうは二十四節気の「霜降」。冷気で露が霜となって降りる時季だが半袖で快適なほどの暑さも残り、温暖化を肌で感じる。小泉進次郎環境相は先月の国連・気候行動サミットで外交デビューした際、思わぬ批判にさらされた。ステーキ店で食事し、「毎日でも食べたいね」と語ったところ、牛肉を食べたこと自体が問題-と攻撃されたのだ。牛がげっぷなどで出すメタンガスは二酸化炭素の20倍を超える温室効果があるという。牛肉1キロの生産には米1キロの10倍もの温室効果ガスが出るとの調査もある。牛肉の大量消費が地球温暖化を加速させると主張する人は少なくない。英米では牛肉製品の販売を取りやめる動きがある。メタンガスを抑える餌の研究も進んでいる。かつては「げっぷ税」などの課税を検討した国もあった。それほど、世界各国は気候変動に敏感だ。氷河の溶解や海面上昇による国土の浸食が現実のものとなっている。日本でも大型化する台風に繰り返し見舞われている。抑止に向けて日本は何をなすべきか。この危機的状況の中で公選法違反の疑いで経済産業大臣が今日、いとも簡単に辞任した。なすべきこともせず時間と共に忘れていく政治家や国民がここ日本にいる。若き環境相には、温暖化防止に向けて、口先だけのリップサービスはもういいので、毎日でも考えてほしい。
2019年10月24日 曇り 18 ℃
「黄昏のビギン」の歌が恋しい!
雨の日の夜など「黄昏(たそがれ)のビギン」の歌をよく聞く。何となく大人の味が伝わってきて聞き入ってしまう。売れに売れた歌ではない。しかしジャンルに関係なく、実力派の歌手が競うように歌い継ぎ、今月で誕生から60年になったという。<雨に濡れてた たそがれの街…>が舞台だ。出会った男と女が歩き、木陰でキスを交わすまでの短い物語である。永六輔さんが作詞し、作曲は中村八大さん。思わず聞き入ってしまう。最初に水原弘さんが歌ったときはレコードのB面だったが、ところがその約30年後、ちあきなおみさんが歌って火がついた。表現力に自信のある歌い手たちが挑み続ける歌だと言われている。では「黄昏のビギン」を支えてきたものは何だろう。古いものは新しいものに追いやられがちな世界で、失ってはいけない大人の味ではないだろうか。最近、家内と講演会や演奏会に一緒に出かける機会が多くなった。人生の節目を歩みながら、昔の歴史ロマンを掻き立てる山城やムードある昔の音楽が恋しくなってきた。「人の一生を四季に喩たとえるようですが、春を小生わたしのような時として、小春は人の幾歳位に喩えて可いいでしょう」。青年に聞かれた初老の男が答える。「君が春なら私は小春サ、小春サ、いまに冬が来るだろうよ」―。国木田独歩の短編小説『小春』にある「小春」が、多くの句の題材になってきたのも分かるような気がする。我々もやっと大人の味が理解できるようになってきた。
2019年10月23日 晴れ 18 ℃
桜の勇者の戦いが終わり、明日の花咲く種を残してくれた!
桜の勇者の戦いが終わった。花は散ったが、明日へ,来年に咲く花の種を残してくれたような気がする。世界を相手に押し負けず、当たり負けず、走り負けなかった。ラグビーW杯で初の準々決勝に進出した日本代表の姿はずっと語り継がれるのではないだろうか。肌の色や髪の色はさまざまだった。メンバー31人中、外国出身選手は過去最高の15人。出身国もトンガ、ニュージーランド、南アフリカ、オーストラリア、サモア、韓国と6カ国に及んでいる。ラグビーは、その国・地域に3年住むなどすれば代表の資格を得られる。しかし一度どこかの代表になると、母国を含め、それ以外の代表にはなれない。にもかかわらず、多くの外国出身選手が桜のジャージーをまとって戦ってくれた。今大会の代表を見ていると、円陣を組んでいる姿はまさしく、「彼ら」ではなく「私たち」そのもののである。さまざまな国籍の選手が集まった代表は、私たちが目指すべき多様性のある社会の象徴とも評されるような気がする。出身国の異なる選手たちが理解し合うには、多くのあつれきもあっただろう。しかし、それを乗り越えた時には大きな力が生まれることを教えてくれた。今回の台風で被害を被った被災者にも大きな勇気と希望を与えてくれたのではないかと思う。
2019年10月17日 晴れ 20 ℃
タワーマンションの弱点が。。。
現在、マンション管理の仕事を手伝っているが、教訓となるような災害が起きた。あまり注目されないが、今回の台風19号では「高層難民」という言葉が脳裏をよぎる被害も出ている。川崎市中原区の武蔵小杉エリアにある47階建てタワーマンションで起きた停電、断水である。浸水で地下の電気系統が故障したためにエレベーターが使えず、ポンプも動かせないため全戸でトイレを使えないという。復旧は長引くとみられ、住民は階段で高層階を上り下りし、実家などに身を寄せる人もいると言われている。もともと大震災との関連で想定されていた高層難民だが、大雨による浸水でも起きうることを今回の台風は示した。機械室や電気設備を地下に置くことが多いとされる建物だけに、浸水対策に問題がないか点検する必要がある。スペース確保の観点から地下や1Fに設備を設置するマンションがほとんどである。大型マンションになると1棟あたり千戸を超えるタワーマンションもあり、一つの町を形成する程度の規模である。眺望が人気を呼び各地で建設が進むが、弱点を十分意識した備えが要ると感じた。被害の全容はまだ見えてこないが、その一つ一つから教訓を引き出し、生かしていかねばならない。減災を進めるには、防水扉、土嚢等新たな備えが必要で、なかなか目立ちにくい被害にも目配りしながら備えを進めるしかないと感じた次第である。
2019年10月16日 晴れ 19℃
憧れのウイスキーといえばスコットランド産のスコッチウイスキーだった
最近、体の調子の良い時に晩酌でウイスキー水割りを飲んでいる。舌に残る芳醇な香りやコクがおいしい。憧れのウイスキーといえば英国スコットランド産のスコッチウイスキーだった。洋酒を好む人なら、いくつかの銘柄が思い浮かぶだろう。だが、庶民とっては高嶺の花で、お目にかかるのは、海外旅行のお土産にいただいたときぐらいのものだった。しかし、今は酒の量販店に行けば、スコッチであっても銘柄などによっては比較的手ごろな価格で買うことができる。何度か味わってみたが、友だちと分け合ってちびちび楽しんだ学生時代が懐かしく思い出される。近年、海外で日本ウイスキーの人気が高まっている。国際的なコンテストで相次いで高い評価を獲得。数カ月前には、埼玉県の蒸留所で製造されたウイスキーの54本セットが香港で競売にかけられ、1億円弱で落札されたというニュースに驚かされてしまった。ラグビーでもスコットランドは、日本にとって仰ぎ見るような存在だった。今回のワールドカップで対戦するまでの成績は1勝10敗。その1勝とて30年前。初の8強入りを決めた先の勝利は快挙だが、戦いぶりは堂々としていた。努力を重ね、世界のトップクラスと戦える力をつけてきており頼もしい限りである。日本代表は20日の準々決勝で南アフリカと対戦する。前回大会の1次リーグで「W杯史上最大の番狂わせ」と称された金星を挙げた相手だ。再び日本のラグビーを貫けるか。ウイスキーを飲みながら、新たな歴史の瞬間を見届けたいと思う。
2019年10月15日 晴れ 20℃
ちいさな秋を見つけよう!
記録的な暴風雨に厳戒態勢が敷かれる中、台風19号が関東圏や東日本を直撃した。東京など12都県に大雨特別警報が発令された。各地から河川氾濫や住宅被害などの情報が刻々と伝えられてきた。発生から短期間で勢力を強め、海面水温が高く、水蒸気が多い太平洋上を進んだことで中心気圧が一気に低下する「急速強化」という現象が起きたことが、想像を超える強風と大量の降雨につながったようだ。日本を直撃する台風は最近、想定を上回る被害をもたらしている。千葉県などを襲った先月の15号の爪痕はまだ癒えていない。地球温暖化が進むと巨大台風による災害リスクが増しているのも現実である。考えねばならないのは、命を守る危機管理と平行して、この温暖化を優先に考えてもらいたいと思う。広瀬川を歩いていると、トンボを見かけた。こうした深まる秋に一時でも浸ってみるのもいいのではないだろうかと思ったりもする。有名な童謡にサトウハチローさんの「ちいさい秋みつけた」がある。口ずさんだ人も多いはずである。哀愁を帯びたメロディーは、それぞれが思い出に抱き続ける「ちいさい秋」に誘ってくれるかもしれない。深まりゆく秋。待ち遠しいし、苦しい最中かもしれないが、多くの人に「ちいさい秋」を見つけてほしいと思う。
2019年10月10日 晴れ 22℃
二十四節気の「寒露」を迎えた!
朝夕の空気がひんやりと澄んできた。通勤途中の広瀬川河川敷の道路を自転車で走っていると足元あたりが、心なしかしっとりと冷えてきた。残暑の名残で水蒸気をたっぷり含んだ大気が露を結んでいるのだろう。うっすらと草むらに光るものが散っている。二十四節気の「寒露」。本格的な秋が訪れはじめたと感じる。露の世なればこそ、悔いのない人生を送りたいと誰もが願う。子育てが終わり、仕事もリタイアして老境を迎えたころ、後半生をどう輝かせるか思い悩みはじめている。このまま仕事(マンション組合理事)、田舎暮らし(農業)、シニア大学講座を続けていいものかと。。。眼科で緑内症の検査に向かいながら、体が弱くなると、なぜか気も弱くなり老後を考えたりする。シニア大学講座でも、そんな時代の空気が色濃く漂っている。関心が高まる「終活」の実際を学んで人生のしまい方を考えると同時に、まだまだ働きたい人たちには就職相談も受け付ける。政府ではすでに「なかったこと」になった老後資金2千万円問題はなお現実的な不安に違いない。消費税も上った。懐具合を気にしつつ、露と消える日に家族に迷惑をかけないよう、しっかり備えたいと考えてはいるが。。。何より生きがいを大切に…悩みは尽きないが、気持ちだけは明るく元気よく過ごそうと思っている。こんな天気の良い日は登山にいきたいなあと泉ヶ岳を眺めている。
2019年10月6日 曇り/晴れ 24℃
里山の恵みを享受し自然と共生しながら生きる!
「秋の日はつるべ落とし」とはまさにその通りで、日が暮れるのが本当に早くなった。深まる秋。朝夕は肌寒さを感じ、長袖や上着が欠かせなくなった。そんな中、10/4長野の岡谷から友人ご夫妻が、わざわざ川崎まで訪れてくれた。6月に岡谷を訪問し意気投合し、交信しあえる仲間になり、うれしい限りである。ファーム生活や野菜つくりを通して、いつまでも交流できることを希望している。そんな中悲しい知らせが舞い込んできた。10/5・6(土日)と66歳にて無くなった友人の通夜・告別式へ参列した。なぜ。。。。ガンがみつかり半年後には命をおとす。なんとむごいことなんだと思わず涙ぐんでしまった。私自身もガンを患ったが、幸いにも転移がなく今日までこうして元気でいられることに改めて感謝している。少しでも参考にと、手術後メモでも公表し、同じガンを患っている仲間の参考になればと。。。そして里山生活をはじめて10年近くになるが、里山の恵みを享受し自然と共生しながら生きていることに感謝している。そして楽しく豊かな暮らしができるよう地域の地域による地域のための里山活動を通して里山の恵みを享受し自然と共生していきたい。そして活動を通して多くの仲間と知り合えることを楽しみにしております。
2019年10月2日 晴れ 27℃
赤い彼岸花(曼殊沙華)が咲き誇っている!
今の季節、庭や土手に赤いヒガンバナが、きれいに咲きそろっいる。ピンと伸びた薄緑色の茎の先に、細筆で描いたような赤い花がついている。「彼岸花の咲く頃」の歌に、こんな一節がある。♪赤い彼岸花 逆さに吊るして 線香花火みたいねと…。手元の辞書によれば、ヒガンバナは中国原産とされる。かつては球根に含まれる毒成分を取り除いて凶作時の食用にしたり、逆に毒成分を使って防虫、殺虫などに役立てたりした。よく知られる別名のひとつが曼珠沙華(まんじゅしゃげ)。天上に咲く花という意味で、人の心を穏やかにしてくれる。そんな中、消費税が10%となった。9月中は店の看板には「いまがチャンス」、「いまがお得」「いま必要なものをまとめ買い」などもあり、増税直前セールをアピールしていた。家電店をのぞけば「いまこそ急げ」の文字が目に飛び込んできていた。日用品の駆け込み需要の高まりは5年前の増税時ほどではないともいうし、高額品は活況だともいう。惑わされず、流されず、“いま”買うべき物かどうかの眼識も試されような気もする。彼岸が過ぎ、日ごとに秋が深まる。増税に惑わされることなく、心模様そして秋空も穏やかであってほしいものである。
2019年10月1日 晴れ 27℃
金木犀の秋の香りが漂い始めました!
国連の気候行動サミットでスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん(16)が、温暖化対策の各国指導者を前に、「あなたたちが話すのは金のことと、永遠の経済成長というおとぎ話だけ。何ということだ」と怒りをストレートにぶちまけた。その激しさには非常に驚かされた。科学が危機を示し、私たちは絶滅に差し掛かっているのに、大人たちは目を背けて、おとぎ話をしている、というのだ。本来は現実を見ず、理想に走る若者が多い中、どちらが大人か分からないような演説であった。サミットでは多くの国が2050年までに温室効果ガスを実質ゼロにすると表明したが、一方で米国や日本の消極姿勢は相変わらずだ。グレタさんは失望しつつも、「変化が訪れようとしている。あなたが好むと好まざるとにかかわらず」とさらなる挑戦を宣告する。変化とは何か。国連に集まったような、世界の若者たちの行動ではないか。香港では自由、米国では銃規制を求め、高校生たちが立ち上がっている。さて大人たちといえばどうなんだろう。温暖化がもたらす甚大な自然災害を想定外と慰めている。現実を見ないおとぎ話と気づかない我々、大人がいる。金木犀の秋の香りが漂う庭先にたたずみ、少女の重い言葉をかみしめている。