■2023 活動日誌2月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2023年2月27日 晴れ
ウクライナ侵攻から1年が経過した!
ロシアのウクライナ侵攻からきょうで1年。独ソ戦と同じように、武器を手に戦うウクライナの女性たちがいる。当たり前の日常を守りたい。その切実な願いが、ロシアの指導者層には届かない。ロシアのプーチン大統領は侵攻の継続を強調し、ウクライナは徹底抗戦の構えを崩さない。悲しみと憎しみの連鎖が不毛の争いを泥沼化させている。それでも信じたい。戦争を終わらせるのは一人一人の平和への祈り、真の愛国心とは一人一人の勇気だと。小さな声も集まれば強くなるはずである。先日亡くなった漫画家の松本零士さん(享年85)の作品は宇宙を舞台にした壮大な物語とともに、細面の美しい女性が印象深い。「銀河鉄道999」のメーテルをはじめ、描いた女性は女優の八千草薫さんが基本的なモデルになっているという。松本さんにとって、八千草さんは青春時代のマドンナ。ここ数日、多くの追悼記事や映像を目にしたが、モデルにしたことを本人に伝え、喜んでもらったと弾んだ声で話している映像も流れていた。松本さんが描いた女性は多くのファンの「僕にとってのマドンナ」でもある。いくつになっても、心の中に「憧れの人」がいるのは幸せである。
2023年2月14日 曇り/小雪
今年は本当に春が待ち遠しい!
♪春は名のみの風の寒さや-。もう「立春」はとうに過ぎたが、まだまだ寒さが続いている。川崎も朝晩は冷え込み、暦に追いつくにはもう少し時間がかかりそうである。詩人の吉野弘さんに「二月の小舟」という作品がある。〈冬を運び出すにしては小さすぎる舟です/春を運びこむにしても小さすぎる舟です/ですから時間がかかるでしょう/冬が春になるまでは/まだまだ時間がかかるでしょう/川の胸乳(むなぢ)がふくらむまでは〉。「胸乳」は雪解け水で川の水面が盛り上がる様子だという。雪国ほどではないにしろ、春が待ち遠しいのは変わらない。2月はトラブルの連続であった。軽ワゴンの車検時のブレーキ不良のため費用・期間の増大。エアコン故障に伴う買い替えの費用増大、風呂場蛇口の凍結により蛇口全体の交換に伴い費用増大。そして肉体的には私の足の血行不良に伴うしびれやしもやけ。。。。色々あるが、お金と時間をかけて、ひとつずつクリアしていきたいと思う。世界を見渡すとロシアによるウクライナ侵攻で注目された映画「ひまわり」(1970年公開)を数十年ぶりに見た。一面に広がるヒマワリ畑はウクライナで撮影された。極寒のロシア戦線で犠牲になった多くの兵士が畑の下に埋まっている様子が描かれ、鮮やかなヒマワリとの対比が印象深い。ウクライナ侵攻は今月24日で1年になるが、終結の兆しは見えない。春を運びこむにはどれだけの時間がかかるのだろうか。ウクライナはまだ極寒の冬である。そしてトルコ地震の春もまだまだ見えないが、人間の英知と人情を結集して手を差し伸べていきたいと思う。