■2014活動日誌3月■
日々の季節の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたことなど、思いのままに綴ってみました。おつきあいください。
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2014.3.31(月)晴れ&風強し 12℃
東京から桜満開の便りが届き、川崎町は昨夜強風が吹きまくり心配したが、日中にはそよぐ風に春の兆しが感じられるようになってきた。あすから新年度が始まる。年度の区切りは進学や人事異動が付きもので新たな出会いもある。4月は名刺を交換する機会も増え、お世話になる相手に「どうぞ、よろしくお願いします」とあいさつ。「こちらこそ、よろしくお願いします」と頭を下げる。そんな光景をよく繰り返してきた。今はこんな機会が少なくなってきたが、時折、既に名刺を交わした相手であることを忘れて、うっかり2枚目を手渡してしまうことも多々ある。残念ながら若い時のように、はっきりと名前と顔を覚えられなくなった。記憶力が低下し、不手際と失態にがくぜんとする場面もあるが、大人の余裕で気持ちをうまく切り替えて、桜咲く季節を心穏やかに楽しみたい。
2014.3.30(日)雨 8℃
昨日は22℃と4月下旬の暖かさで残雪をいただいた蔵王連峰の表情が緩んで見え、「山眠る」季節が退き、「山笑う」季節がめぐってきたようだ。ところが今日は朝から肌寒く終日、雨模様である。毎年、この季節になると「春眠暁を覚えず」という詩が身近に感じられる。春分の日を過ぎて夜明けが早くなると、睡眠時間は短くなり、目が覚めても寝床を離れがたい。ぐずぐずしていると鳥の鳴き声で、やっと起き上がる。人に必要な睡眠時間は、加齢とともに減っていく。厚生労働省によると、減少するのは20年に約30分。10代前半までは平均8時間以上の睡眠が必要だが、25歳になると約7時間、45歳では6時間半、65歳では6時間で十分という。若いうちは十分な睡眠をとり、疲労をためないことが大切だが、年齢が高くなると、さっさと起き上がって生活にメリハリをつけた方が健康にはよいそうだ。正岡子規の句に<故郷やどちらを見ても山笑ふ>とあるが山麓一帯のブナの芽吹きが待ち遠しくなる。
2014.3.27(木)晴れ 16℃
ここ数日、ぽかぽか陽気が続いている。山里でも雪解けが進み、すっかり春めいてきた。桜前線は既に東京まで北上、仙台でも25日に梅が咲き始めた。一方、春の花は黄色が目立つ。福寿草、フリージア、タンポポ、水仙、菜の花、山茱萸(さんしゅゆ)、山吹、レンギョウ…。これから野も里も黄色の花々に包まれる。雪国に春を告げる黄色の花は心までウキウキさせてくれ、まさしく春の色である。あちこちで屋根や木々から水がしたたり落ちる音が聞こえる。雪の解け方に少し勢いを感じる。今年は雪には泣かされた冬だけれど、それでも季節は巡ってくる。気が付けば本年度はあと4日余り。慌てず、しっかりと前を見詰めて春に向かって歩きたい。
2014.3.26(水)曇り&小雨 14℃
今日は病院Day。私は眼科、パートナーは漢方内科と年齢とともに病院にお世話になる機会が増えてきた。この季節、街を歩けば就職や転勤、入進学の若者そして長年勤めた職場を万感の思いで後にする方。人は変われど毎年繰り返される光景が見られる。私の時代は正社員になれば、年功序列で地位が上がり、右肩上がりで収入が増えた時代であった。多くの人が20年、30年先や年金受給後の暮らしを思い描けた社会のしくみは、もはや成立しなくなっている。業務の重圧に心身とも疲弊する「名ばかり管理職」、短期間で離職者が相次ぐ「ブラック企業」といった現象が社会問題となっている。不安定な雇用で、3年後の生活さえ見通しがたたない若者は少なくない。彼らが希望とやりがいを抱けるよう新たな職場等に「短期に成果を求めず、焦ったり慌てたりせずに長い目でじっくりと育ててほしい」という言葉を伝えたい。
2014.3.24(月)晴れ 15℃
きのうは雪や雨が降り肌寒かったが、今日は一気に春のポカポカ陽気で、季節の峠道をゆっくり越えた雰囲気を醸し出している。雪解けとともに家の綻びが見えてくる。雨どいからの雨漏れ、薪棚の木の腐れ。。。早速修理を開始するが、この陽気で作業していても何となく軽やかな気分にしてくれる。『ヒア・カムズ・ザ・サン』。春の喜びを、明るい日差しに託して歌うビートルズの名曲だ。この時季、ポカポカの陽光が注ぐとひときわ心弾む。軽快なギターの音色と斬新なリズムが厳しい冬を越えた開放感を刻む。故ジョージ・ハリスンの作品で、今も聴き続けている。気象予報士によると桜の開花予想は、仙台では4月11日頃で、川崎町では20日週ではないだろうか。1カ月後はきっと春爛漫(らんまん)だろう。〈ヒア・カムズ・ザ・サン…〉暖かな陽光が人々を励まし、春を招く。
2014.3.22(土)曇り&晴れ 9℃
各地から届く春一番の便りが季節の変わり目を告げており、野山の彩りもウメからサクラへとバトンが渡る時期であるがこちら川崎町はまだまだ先のようである。この季節、「ホーホケキョ」のウグイスは茂みの中で虫などを食べて暮らし、自分の縄張りを主張している。先日、見かけたメジロはウメの枝にとまり、ウメの蜜を好んで吸いに来るらしい。こうした季節の中、仲間のOさん宅では恒例の「雪の中の花祭り」と題してクリスマスローズ展が開催されている。毎年さまざまな企画を催し、川崎町ではひとつの人気イベントとなっている。ハウス内では春の彩と香りが充満し、心も安らぐ思いである。今日は曇りがちな天気ではあるがやっとぽかぽかの日差しとなりうれしい。この連休も後半は「晴れマーク」が並びそうだ。ひねもすのたりのたり、で骨休めもいいのでいいのではないだろうか。
★2014.3.21(金)春分の日 みぞれ&雪 7℃
古くから「暑さ寒さも彼岸まで」といわれてきた。春の彼岸は厳しい冬から、秋の彼岸は夏の暑さから解き放される時期に相当する。今年の冬はとりわけ厳しい寒さだったが、それでも季節は巡り、やっと本格的な春を迎える。そして、今日は春分の日で太陽が真西に沈む。それを西方にあるという極楽浄土への道しるべにたとえ、民間に「先祖供養の日」という習俗が生み出されたそうだ。彼岸の墓参には、こうした深い意味がある。今日、降りしきる雪の中、父母の墓参りにも出掛け、孫の誕生を霊前に報告する。雪の中に紫煙たなびく墓地風景もなかなか趣がある。約10センチの積雪となり湿った重い雪ではあるが、その後は暖かくなり、野外に出て春を胸いっぱいに吸い込んでみたくなる季節が待っている。
★2014.3.20(木)雨&みぞれ 6℃
今日は午後から雨、みぞれ、雪と目まぐるしく変わる肌寒い天気である。環境省研究チームの調査では今のペースで温室効果ガスの濃度が上がれば、今世紀半ばには熱中症で死亡する人が2倍以上に増え、全国の砂浜の85%が消えてなくなると言う。温暖化の影響とみられる異常気象は年々増えている。昨夏は高知県四万十市で気温が国内最高の41.0度を記録するなど太平洋側は猛暑の一方で、日本海側は例のない大雨となった。今冬は甲府などで記録的な大雪となり、甚大な被害が出た。東日本大震災で多くのエネルギーを消費する現代の生活を見直す機運が生まれたが、それも最近はいずこへ…。デフレ脱却、経済成長も大切だが、同様に温暖化対策も重要だ。原発の安全神話が崩壊した今、再生可能エネルギーの開発に力を注ぐと同時に昔の人々の生活の知恵や工夫をもっと見直すべきかもしれない。将来の日本に迫りつつある危機を回避する議論を活発化すべきであると思う。
★2014.3.19(水)曇り 12℃
この時節、目覚めにカーテンを開けると、秀麗な白銀の山並みを望むと心が弾み、春の気配を実感する。 先日、久しぶりに東京高井戸の社宅近くにある井ノ頭公園で春爛漫を味わってきたが、我が家の庭の福寿草は、やっと満開を迎えようとしている。ラジオでは 松任谷由実さんの『春よ、来い』の音楽が流れている。♪♪淡き光立つ俄雨/いとし面影の沈丁花/溢るる涙の蕾から/ひとつひとつ香り始める♪♪ 今の時季にぴったりの曲で、大震災の被災者を励ます曲としても有名だ。ピアノ伴奏の軽快なアルペジオが、せせらぎの響きのように弾んでいる。昨日は彼岸の入り、「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉もあるが、日差しは確実にきらめきを増している。晴れた日には家々も街も窓を開き、春風を招き入れて春の喜びを味わいたいものである。
★2014.3.16(日)晴れ 17℃(東京)
川崎町は朝夕の寒さがまだまだ感じられるが、東京都内ではハクモクレンが咲き、沈丁花の香りが漂い始め、春本番がやってきている。春の訪れが早い東京では、3月も半ばには、梅の花そしてハクモクレンの花が咲き、咲き始めたと思えば、すぐに満開となり辺り一面がぽっと明るくなる。ハクモクレンは春の宵によく似合う花である。今日は蒲田にいる孫との初対面の日である。生まれて1週間目でもあり恐る恐る抱っこするが、壊れ物にでも触るようで大変緊張し疲れるものである。花便りといえば、桜前線も動き始めた。今月下旬ともなれば、あちらこちらでも「ざわめき」が伝わってくる。光に風に、北国でも季節の精たちが背伸びをし始めるだろう。孫の誕生を待ちかねたその先には、もの皆まぶしく映えて、麗しい日々が巡ってくる。
★2014.3.15(土)晴れ 6℃
4月から消費税8%に伴い、新聞チラシの駆け込み大決算セールがにぎやかだ。これらは自然と購買意欲を掻き立て、今買わねば損をする感覚に陥る。こうしたニュースとともに「STAP細胞」がにぎやかに報道されている。これほど多くの問題が指摘されたからには、一度取り消して出直した方がすっきりするのではないだろうか。論文が撤回されてもSTAP細胞の存在自体が否定されるわけではない。第三者が作製に成功すれば研究の正しさは証明される。理化学研究所の研究ユニットリーダー・小保方晴子さんは1月末の会見で「泣き明かした夜は数知れない。今日だけは頑張ろうと思って続けた」とこれまでの道のりを振り返っていた。「過ちては改むるに憚(はばか)ることなかれ」と論語の教えもある。おこがましいが間違いを犯したことに気付いたら体裁や体面にとらわれず、すぐに改めるべきである。こんなことでくじけず、頑張れとつい応援したくなってしまう。
★2014.3.13(木)雪 2℃
春も近いかなあと思った矢先、朝から冷たい雨が降りしきり肌寒い一日である。今日、夢メッセへ「防災・減災ソリューション」視察に出かけた。見学しながら自然エネルギーブースに立ち止まる。その中ですぐに思い浮かぶのは太陽光であり、次にくるのが風力発電だ。それがスペインでは昨年初めて原子力を追い抜き、最大の電力供給源になった。全発電量に占める割合は21.1%でついに原子力を上回った。世界風力エネルギー会議の報告書によると、2012年の風力発電総設備容量のトップは中国。続いて米国、ドイツ、スペインの順で日本はようやく13位。スペインに見習うべきは、風土に合った再生可能エネルギーを選んだところにある。日本では化石燃料に9割方を依存しており、水力をはじめ風力、太陽光などの活用はごく一部にとどまる。日本はいつまでも原発に依存せず、自然エネルギーの多様な試みで自然エネルギーの幹を太くし、国も国民も、自ら未来を開く大胆さが必要かもしれないと感じた。
★2014.3.11(火)晴れ&曇り 6℃
釜房湖の氷の結晶もやっと解け始め、春の光にきらきら揺られながら輝き始めている。時はゆっくりと過ぎ、すみやかに去っていくのだろうか。3年の歳月を「もう3年」と感じるか、「まだ3年」と思うかは人によってまちまちだ。14:46に地震が列島を激しく揺さぶり、巨大津波が平穏な暮らしをのみ込んだ「3.11」から3年が過ぎた。復興はまだ途上にあり、福島第1原発の事故は収束のめどが立っていない。一方で、震災や原発事故の風化が進んでいる。今も26万7千人が避難生活を送り、原発事故の避難者の中には故郷への帰還の望みを断たれた人も多い。この現実を災厄を忘れず、被災者の苦悩に寄り添うことがこの国と私たちの責務にほかならないと感じる。久しぶりに湖畔にたたずみながら、この自然の中で平凡で平穏な生活を送れることに感謝したい。
★2014.3.10(月)曇り&小雪 3℃
市街地周辺はようやく雪が消え、街角でも小鳥が舞う。渡り鳥が描くV字形の列もよく見かけるようになってきた。わずかずつながら光が春めく中で、鳥たちの動きが活発になってきた。晴れた朝は特に、さえずる鳥の数がぐんと増えたように感じる。今日(3/10:14:14)、東京にいる息子に男の子(3108g)が誕生した。予定日より10日も早かったが母子ともに健康で、うれしい春がひとあし先にやってきた。川崎町の地面も木々も雪に覆われているが、顔を上げるとスズメの鳴き声がする。春の光の中で親子がぎっしりと身を寄せ合っている。こんど生まれた子も、この親子のように身を寄せ合いながら明日に希望が持て、春のように「やさしく温かい住処」になれるようにと祈りたい。路脇の雪の塊は小さくなり、吹く風の機嫌も少しずつ丸みを帯びてきた。春の足音がやっと聞こえてきた。
★2014.3.9(日)晴れ 8℃
今日は久しぶりに朝から燦々と陽が注ぎ、暖かく雪解けも急ピッチで進んでいる。今年は寒い日々が続き、薪の消費も急ピッチで進み、薪棚(横8m×高2m)の薪もいよいよ今日で使い果たしてしまった。今度、単管パイプで新しい薪棚を作るため、置き場所の整理・後始末をパートナーと一緒に汗を流した。ニュースで大阪に日本一のノッポビル「あべのハルカス」が開業したと流れている。高さ300m。横浜ランドマークタワーを4m上回った。高層ビルと言えば、霞が関ビル(147m)、世界貿易センタービル(152m)、京王プラザホテル(178m)、サンシャイン60 (240m)、東京都庁(243m)、横浜ランドマークタワー.... 次々と巨大ビルが出現しているが、あべのハルカスは特に環境にやさしいビルとのこと。私の家から見える蔵王連峰(2000m級)の高さと広大な山並みは、人や自然をはじめとした環境にやさしい日本の百名山のひとつであると自負している。
★2014.3.8(土)小雪 1℃
今日の空も慌ただしい。青空に秀麗な白銀の山並みを描いたかと思えば、肌を刺す寒風とともに鉛色の空から雪が降り、冬と春が、行きつ戻りつ“綱引き”をしているようだ。今日も朝からTさん家族の手前味噌作りにいそしむ。数えてみると今年に入り、味噌作りは6回を数える。多くの皆さんに本物の大豆・麹を味わっていただき、発酵食品の良さを感じてほしいと思う。そして仕上げは手作りピザ。材料のハム・チーズを除けばすべて自給したもの(小麦・玉ねぎ・ピーマン・コーン・トマト・ばっけ味噌・きんぴらごぼう)で、これも手前ピザながら口の中いっぱいに広がる甘さが何とも言えずうまい!。すべて無農薬栽培で先人の知恵を拝借し、自給しながら保存方法を学ぶことができてうれしい。四季に彩られた日本の自然や生活を楽しみながら、目の前に、水にぬるんだ田んぼが現れ、土や草の匂いの暖かさが肌に伝わってくる春が待ち遠しい。
★2014.3.6(木)小雪 2℃
今日は二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」。地中の虫が冬眠から目覚める時期である。まだ2月のドカ雪がかなり残っているが、ここ数日は幾分寒気も緩んだと思っていたが今日あたりから再び強い寒気が入り込むそうで体調管理に気を付けたい。そういえば、今日は宮城公立高入試で後期選抜試験である。小雪舞う中、受験生はまさしく挑む春、まさしくサクラ咲けである。3月は進入学や人事異動に伴う引っ越しのシーズンでもある。特にことしは消費増税前の駆け込みも重なるため、月末には大混雑するのではないかと思う。新しい生活への期待と不安が交錯し、胸がいっぱいになる人もいるだろう。人生の節目とはいえ、実家を離れて大学に進む若者や、単身赴任のサラリーマンだけではない。送り出す家族や友人にとっても大切な3月である。時間がゆっくり流れてくれと願う人も多いのではないだろうか。
★2014.3.5(水)小雨 4℃
弥生3月。吹く風はまだ肌寒いが、小雨降る中にも日の明るさが感じられる。桃の節句・雛祭りは終わったが、庭先の水仙の芽がほころび始めた。先日、富山で起きた夜行バス事故の記事に思わず涙ぐんでしまった。単身赴任先から、長男の高校の卒業式に出た父親が巻き込まれて亡くなった。父親は東日本大震災の後、家族を宮城の仮設住宅に残し、ひとりで金沢に移り働いた。この方は私の長町自宅そばにある仙台南高校の野球部監督をなされた方で見かけたこともある。ちょうど今の時季、事故近くの福井県の越前海岸で日本海の荒波と鉛色の空の中、一面に水仙群が白と黄色の可憐な花が咲き始めている事を思い浮かべながら、突然、大きな衝立をなくしてしまった長男のことを思う。これから社会の風を直接、受け止める青年に幸多かれと祈るばかりである。
3月3日(月)曇り 4℃
今日はひな祭り。愛らしいひな人形を飾り、ごちそうを食べ、女の子の幸せと健やかな成長を祈る日でもある。我が家も、3月予定の孫の誕生を心待ちにしている。かわいい笑顔と笑い声に包まれるひとときが楽しみだ。でも笑うに笑えぬニュースもある。NHKの籾井勝人会長は経営委員会で、こう問いかけたそうだ。「私は大変な失言をしたのでしょうか」。就任会見時に批判を浴びた従軍慰安婦問題、特定秘密保護法、首相の靖国神社参拝など5項目を取り消しておきながらの、この言いようだ。国会での“おわびと反省”は何だったのか。やはりホンネは「まったく反省などしていない」のである。私たちは受信料を払って、NHK国会中継で会長の“ウソ”を視聴させられたと思いたくもなる。更に10人の理事全員から日付を空欄にした辞表を提出させてたり。。。本人の「責任を全うしたい」の言葉もかすんで聞こえ、すみやかな退陣が本人や国民もホットするのではないかと思う。
★2014.3.1(土)曇り 10℃
きょうから3月。寒気と暖気が行きつ戻りつ、春の息吹を肌身に感じる時季である。2月末に暖かい日が数日続き、だいぶ雪解けも加速してきた。路肩に積もった雪が解けだし、路上にあふれている。雪間から草木が萌えだす日も遠くないだろう。今日、昨年の教訓を生かし3~4月にかけての蔵王下ろしの風に備えて、大工Mさんと塀の風よけ板の取り付けを行った。その後、Mさんと一緒に青根地区チェンバロ製作者Kさん宅を訪れ、山荘の雪の状況を見ながら、今後の雪対策について話しあう。Kさんのお宅は独特の雰囲気があり楽しい。まだまだ山道はぬかるむが、踏み越えた先に、明るい春が待っていることを期待したい。3月は「おめでとう」「ありがとう」「頑張れ」が行き交う節目の月でもあり、まさしく、ものの始まろうとする月、動きだそうとする月であり、暖かい陽射しとともに小さな春があちらこちらで芽吹きはじめている。