■2022 活動日誌6月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2022年6月30日 晴れ
ぎゅうぎゅうに詰めてある赤いサクランボを見ると幸せを感じる!
「メロン、スイカ、サクランボなど、夏の果物が店先を鮮やかに彩る季節になってきた。連日の酷暑そして真夏日が続いたので、みずみずしい果実がなおさらおいしく見えてきた。ぎゆうぎゆうに詰めてあるさくらんぼを見ると、なぜ幸せを感じる。かわいらしい赤い実がたくさん詰まったパックを、買って帰る瞬間がたまらない。我が家の果実の露地栽培のイチゴ、梅採りもやっと終わった。これからはブルーベリーの摘み取りである。でも摘み取った果実の1/3は贈答用、1/3は販売用、1/3は我が家の冷凍庫や友人への配布用である。恒例とは言え、高齢、酷暑と重なり最近は疲れてきました。そして合間には薪割りしながら、薪棚へと、連日やることが目じり押しであるが、この暑さに注意しながら休憩、水分補給を忘れずに元気に過ごしたいと思う。そして参院選挙で街中は騒がしくなってきた。政治的手腕とは何かと考えてみた。英国の名宰相チャーチルの言葉に「明日・来週・来月・来年どうなるかを予告する能力であり、かつ、なぜそうならなかったかを説明する能力でもある」。がある。選挙のたびに各党派が掲げてきた公約は、その後どうなったか。大事なのは説明責任だ。言いっぱなしは、政治や選挙に対する「どうせ」という不信、無関心を招く。安全保障などの岐路に立つ中で、どんな道を選んでいくか。有権者自身できちんと判断し一票を投じたい。
2022年6月26日 晴れ
梅採り・ブルーベリー摘み取り体験会無事終了!
最近よく耳にする「SDGs」は「Sustainable Development Goals」という英語の頭文字をとったもの。重要なのは「Sustainable」。日本語の意味は「持続可能な」だ。「継続は力なり」ということでもあることだと思う。「環境に良いこと」をどうすれば続けていけるか、どうすれば日常生活で習慣化できるかを具体的に考え、実践することが求められる。こうした中、今年も恒例の梅採り・ブルーベリー摘み取り体験会を開催した。こうした活動のイベントをはじめて5回目となる。多くの親子に自然の営みを体験させて、SDGsにつながっていければいいと思う。環境と言えば、スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさんを思い出す。環境の抗議行動を起こし、共感した若い世代が地球環境保護の必要性を声高に訴えている。グレタさんら若い世代の方が危機感は強いようだ。また「4R」という言葉もよく聞く。4Rとは「リユース」(再利用)、「リデュース」(排出抑制)、「リサイクル」(再生利用)、「リフューズ」(断る=発生回避)のこと。この推進に向け、4月から「プラスチック資源循環促進法」が施行された。自治体によって取り組みに温度差はあるようだが、身の回りにあふれるプラスチック製品を見つめ、資源ごみに分別して排出するという趣旨は理解できる。プラスチックごみ問題の対策の一つは「使い捨て」をなくすこと。もはや分別が面倒くさいでは済まされない。地球の資源は有限。人々が意識を変え、小さな努力を積み重ねる以外に環境問題は解決できないと思う。経済成長や効率性も大事だが、一枚の紙、一筋の糸、一粒のご飯も粗末にしなかった「丁寧な暮らし」を取り戻していければいいが。。。。。
2022年6月25日 晴れ
ビールがおいしい季節となり喉が鳴る!
33℃。連日、空梅雨を思わせるような暑い日が続く。そんな中、明日の梅採り・ブルーベリー摘み取り体験会に備え、朝から草刈りをはじめとした準備を始めた。あまりの暑さに参ってしまい、昼はついついノンアルコールビールで喉を潤した。北海道を舞台にした映画「幸福の黄色いハンカチ」は、高倉健さん演じる主人公が網走刑務所を出所する場面から始まる。その主人公、食堂に入ると真っ先にビールを注文する。コップを両手で挟んで一気に飲み干す。いやあ、うまそう。物語が展開し、6年ぶりの一杯だったことが分かる。刑務所でビールは出ないだろう。おいしそうなわけだ。梅雨に入り、蒸し暑い日が続く。6年も我慢しなくても、ビールのおいしさが増す。よく働いたと思う日、大げさかもしれないが、風呂上がりのビールに「この一杯に生きてるのかも」とついつい思ってしまう。ビールの歴史は古く、紀元前4000年にさかのぼるといわれる。人類はそんな昔からビールを楽しんできたのか。第三のビールでも発泡酒でもいい。ビールを夏の楽しみにしても罰は当たらないと思う。とはいえ、「一杯は人酒を飲み、三杯は酒人を呑む」という言葉がある。酒に限らず、欲望に支配されてはいけないという戒めだろう。我慢の日も織り交ぜながら、おいしいビールを楽しみにしながら夏を乗り切っていくとしよう。
2022年6月23日 曇り
夢とチャレンジ精神そして少しの冒険心をもって!
海と山。私はどちらも好きだが、やはり山がいい。海は震災以来、少し怖くなってきている。でも広いのは海であり、そして深い。海洋冒険家の堀江謙一さんが先日、ヨットで単独無寄港の太平洋横断に成功した。米サンフランシスコから兵庫県西宮市へ。1962年に続く2度目の太平洋横断だ。前回は西宮市から約3カ月かけてサンフランシスコに到着した。今回は逆ルートでしかも83歳の世界最高齢記録だ。堀江さんが成し遂げた大冒険は、60年前も世界的な脚光を浴びた。だが、1972年に東回りでの世界一周に挑戦した際はマストが折れて失敗。すると、無謀な挑戦と批判を浴びる。それでも堀江さんはくじけず、1973年に西回りで世界一周に成功、1982年、地球を縦に回る世界一周にも成功した。さらに2004年には東回りでの世界一周を成し遂げ、1972年の雪辱を果たした。昨年の東京パラリンピックで2個の金メダルを獲得した自転車女子の杉浦佳子選手は、50歳での快挙に「最年少記録は更新できないが最年長記録は更新できる」と話した。最年少記録は才能と運のウエートが大きい気がするが、最年長や最高齢記録は「継続」と「実力」の証しと思う。やってできないのは仕方ないが、やる前からできないと諦めるのはもったいない。夢とチャレンジ精神、そして少しの冒険心を大切に。最高齢記録は誰にでも可能性がある。夢をもって。。。。
2022年6月21日 晴れ
ゴーヤは夏の必需品となっている!
沖縄料理のゴーヤーチャンプルーは、我が家のでもすっかりおなじみの料理になっている。沖縄でゴーヤーと呼ばれるニガウリはビタミンCが多く、独特の苦みが食欲を刺激する。豆腐や肉、卵といためるので、栄養バランスもいい。夏バテ防止に役立つ一品になるという。そしてなんといっても日よけにも一役をかっている。今年の夏は電力需給の見通しが厳しいとして政府が先日、家庭や企業に節電を要請している。全国規模の要請は7年ぶりだ。暑さを和らげる意味でもゴーヤーは我が家の必需品ともなっている。今日も30度近くになる。個々の効果は少しずつだとしても、電力の「夏バテ」防止の一助になればいいと思い、今年は5本を植えている。いよいよ本格的な夏を迎え、自然を味方にして暑い夏を乗り越えたいと思う。19日の蔵王の熊野岳登山の疲れも何のその、悠々田舎人は今週26日の梅採り・ブルーベリー採りのイベントを控え、いそがしく動いているが、熱中症、消毒、マスク等の準備を怠りなく楽しいイベントにしたいと思っている。
2022年6月17日 小雨/晴れ
雨の日の友達
いよいよ梅雨の時期を迎えた。今日も朝からどんよりとした天気で、小雨が降り始めた。「雨の日の友達」という言葉がある。好調な時は多くの人が周りに集まってきてくれる。だが、何かにつまずいてうまくいかなくなると、潮が引くように離れていく人もいる。「雨の日の友達」とは晴天から一転、突然の雨に降られた時、そっと傘を差し出してくれる友のことをいう。何かわかるような気がする。人間、だれでも孤独や嫌悪感を感じる時がある。そんなとき声をかけてくれる言葉の中身より、心配してくれた行為そのものがうれしいものである。ポジティブ思考は大切だが、落ち込んでいる人や悩みを抱えている人に、ポジティブを押しつけてはいけないという。悩みへの理想的な答えは「一緒に解決策を考えよう」という言葉が大事で、いまで言う「寄り添う」ことの大切さを感じる。誰の心にも涙はつきもの。でも、一緒に泣いてくれる人がいれば、不思議と悲しみが和らぐ。つらい時、「誰かのために」と思ったら頑張れるし、「誰かに思われている」と感じた時も希望が生まれる。声かけはきっと、「雨の日の傘」になるのではないかと思う。人生山あり谷あり。晴れの日ばかりではない。できれば、雨の日にさりげなく傘を差し出せる人になりたいと思う。
2022年6月12日 小雨
初夏を迎え楽しみな収穫の時期である!
昨夜から小雨が降り続いており、今日も朝から田んぼの水の水滴が激しくしぶきをあげている。まるで梅雨に入ったようなお天気である。家の前の田んぼの田植えも6/9やっと終わり、すがすがし風が家にまで通り抜けて気持ちいいもんである。そして隣の蕎麦畑は白い花が咲き誇り、初夏を感じさせる風情でもある。今年は露地のイチゴが豊作で連日、摘み取りに追われている。土の肥料の3要素は窒素、リン酸、カリウムであり、作物がよく育つのに特に大切な養分と言われている。しかし我が家は時々8-8-8の肥料を施すが、ほとんどは循環式の自然肥料であるが、3要素が含まれているのではないかと思う。化学肥料と堆肥など有機質の肥料と組み合わせた土づくりを進め、化学肥料の無駄をうまく減らせればコスト削減につながると思う。今、農家ではウクライナ危機を背景とする資源高や円安などの影響が及び、肥料の原料の大半を輸入に依存している。JAは肥料価格の値上げを発表した。過去最大の上げ幅という。これでは現場の地道なコスト削減努力ものみ込まれてしまう。国産農産物といっても根っこは輸入が支えている。燃油、飼料、ビニールなどの資材類も、不安定な国際情勢の影響を受ける。コスト上昇分を価格に上乗せできればいいが、市場の農産物価格は需給に左右される。世界的な食料危機への懸念も広がる中、日本の食料自給率は37%にとどまる。これで食卓の安心・安全は保たれるのだろうか。自給の裏にはこうした背景もあることを忘れてはならないと感じる。
2022年6月7日 雨
大雨警報が収まりホットしている!
昨夜から大雨注意警報が続き、ちょっと心配したが今日になって小降りとなり大事にならず安堵した。今日は朝から家リフォーム工事第2弾の内窓取り付け工事である。省エネに向けて断熱・騒音防止にも効果があるとのことで2Fの窓6か所に内窓を取り付けた。あらかじめ寸法を測り出来上がった内窓の取り付けだけなので半日で工事は完了した。1か所に¥11,000の助成金が出るとのことで、本機会を利用させてもらった。工事の合間にニュースを見ていると、知床の観光船沈没事故検証の様子が流れていた。つらい出来事があっても日にちがたてば、少しずつ痛みが和らぐ。元に戻るわけではなく、忘れられるわけでもないが、時間が癒やしてくれる。遺族や家族はどんな思いで一日、一日を過ごしてきただろうか。乗船していた26人のうち14人の死亡が確認され、北方領土の国後島でも遺体が見つかった。ほかは今も行方不明のままである。大切な人との別れから日も浅く、遺族の痛みは「日にち薬」で和らぎはしないだろう。行方不明者を待ち続ける家族は生存に一筋の望みをつなぎつつ、早く見つかってほしいと祈る毎日だろう。海底に沈んだ船体を目の前にしてどんな気持ちで見たかと想像すると、胸がふさがる。この間、運航会社の不十分な管理体制が明らかになってきた。知識や経験の不足、運航するかどうかの判断基準の曖昧さ、通信手段の不備…。伝わってくる情報からは命を預かる業務なのに、責任の重さに対する認識が甘かったと言わざるを得ない。遺族が癒えるにはまだまだ時間を要するであろう。そして長すぎる月日がかかり、その気持ちを思うと涙がでてくる思いである。。。。。
2022年6月4日 快晴
6月に入り値上げラッシュである!
6月に入り、人気のご当地パンも、好きなアイスも、ひいきのビール等、スーパーへ行くと商品のほとんどは値上げラッシュで悲鳴が上がる。食品メーカーは6月以降の値上げも続々発表しており、秋口あたりから本格的になるという。世界的な資源高と円安の影響によるコスト上昇分を、価格に上乗せする動きが広がっている。食品主要105社の値上げ品目は年内に1万品目を突破する見通しだ。値上げは外食、光熱費、日用品と幅広い分野に及び、家計に逆風が吹いている。買い物等に家内と一緒に出掛けた時、値札をみると、いつもと同じような肉や魚、調味料などの買い出しも、合計金額が以前よりかなり膨らんでいる。明らかにステージが変わってきたと肌で感じる。物価上昇が賃金上昇につながる好循環が期待できればいいのだが、生活防衛力の強化を意識せざるを得ない。割引につながるクーポンやポイントは積極的に活用しているし、自炊や手作りを増やすのも手だろうが、幸いに我が家の野菜等は自給しているので助かっている。夏の終わりから秋になると、値ごろ感のある旬の地場野菜やリンゴなどの果実が豊富に出回る。新米も登場する。今年はとりわけ出来具合が気に掛かる。天候だけは穏やかにと願わずにいられない。<そんな中、仙台メデイアテークで故中村哲医師(アフガニスタン殉死)の映画会で涙の感動を味わいました。国際貢献の意味を知りました。>