■2023 活動日誌7月■
季節の日々の移ろい、自然の中で感じたこと、後世へ伝えたいことなどを思ったままに綴りました。皆さんのコメントをお寄せください。
2023年7月31日 晴れ
記録的猛暑はいつまで続くのか?
記録的猛暑が続く日々が続き、お天気がよいのはいいが、少しうんざりしてきた。あすから8月。東北各地の夏祭りも本格化に始まる。コロナ禍前の姿に戻るといい、胸が高鳴る思いもある。ぜひとも、盛岡さんさ祭り、青森ねぶた祭りをみたいと思い、宿を調べてみるとほぼ満杯、空いていても料金高すぎ-。結局は断念せざるを得ない。観光機運の復調は良いが高値にはため息がでてしまう。宿や飲食店の値札が祭り時期に高めになるのは「お祭り価格」と言われる。書き入れ時の強気の設定でもある。だが昨今の高値は、深刻な人手不足や物価高も絡んでいるようでもある。従業員が足りず、空き部屋があるのに提供できない宿泊施設もあるという。稼働率低下を補うため宿泊単価を上げざるを得ないとも聞く。いろいろと複雑な事情が絡み合うが、なんとか東北のお祭りはみたいなあと思っている。この暑さの中、連日午前2時間(AM6~8)、午後2時間(PM4~6)と決めて屋外作業(畑、草刈り)を行っているご褒美に夏休みをと思ってはいるが。。。。。
2023年7月25日 晴れ
雲上の楽園のひととき
今回の山行(7/22-23)の田代山は、福島県南会津郡南会津町と栃木県日光市にまたがる、標高1,971mの山です。今回の参加者は4名と少なかったですが、いつもの常連メンバで気兼ねなく、山行を楽しむことができました。田代山は花の百名山として知られており、山名の由来にもなっている山頂の湿原は高山植物の宝庫。尾瀬ヶ原のように木道が敷かれており、25ヘクタールという広大な湿原は山頂部にあるとは思えないほど開放感に溢れています。11:30猿倉登山口から沢を渡り登りが続く、10分ほど登ると水場がある。登山道脇のところどころに切り株イスや丸太のベンチの休憩スペースがあるので、休憩をとりながら登ることができました。さらに登ると穴の中でクマが冬眠していたというネズコのクマ穴に着く。ここも休憩ポイント。さらに登って、小田代に到着。小田代では高山植物と山々を見て小休止。小田代から山頂まで急坂を登ると田代山山頂湿原に到着しました。13:30でもあり、周りには人がいなく、まさしく雲上の楽園のようでした。コーヒーを沸かしながら湿原を通り抜ける風をあびながら気持ちよいひとときの空間を過ごすことができました。この地区は季節ごとにチングルマ、イワカガミ、タテヤマリンドウ、ワタスゲ、キンコウカなど約400種にも及ぶ高山植物が咲き、秋になると草紅葉が楽しめます。頂上に着くたびに山はいいなあとあらためて思います。残り少ない人生ですが、山行はこれからも大いに楽しみたいと思います。
2023年7月20日 曇/小雨
「1/fゆらぎ」を味わいながら。。。。。。
6月下旬にコロナ感染したが体調も回復したと思っていたが、なぜか疲労感・怠惰感が今も残っている。 毎朝起きても、なぜかスッキリしない状態が続いている。 時間が解決してくれるものと信じているが、なぜかピリットしない日々が続いている。 縁側から水が張られた田んぼを見つめていると、カエルが一斉に鳴いている。 どこから集まってきたかと驚くほどで、目覚まし時計のようにちょうどいい時間ならまだしも、早くに目が覚めたり、寝つけなかったり。 しばらくは悩まされそうな農村の暮らしである。 でも。 この事象は「1/f(エフ分の1)ゆらぎ」という言葉に通じていることを知った。 電車や炎の揺れ、小川のせせらぎ、木漏れ日などにみられ、精神的な安定や癒やしの効果があるとされている。 カエルに負けじと、セミもけたたましく鳴き始めた。 どこかに「1/fゆらぎ」はないだろうか。 体調もコロナの影響でイマイチであるが、気持ちが落ち着き、暑さも忘れるような夏のゆらぎをゆっくりと味わいたいと思っている。
2023年7月15日 雨
「安心」は信頼関係から生まれてくるのでは?
今年もこの梅雨の時季、「線状降水帯」の言葉が多く聞かれる。とにかく各地域は「安全」に避難してほしいとメデイアは訴えている。「安全」と「安心」は似て非なる言葉だ。安全性は科学的・客観的に評価できるのに対し、安心するかどうかは、その人の心の持ちようによって変わってくる。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、住民らが安心できるような取り組みを政府や東電に求めてきた。海洋放出について、政府は科学的に安全だと説明している。国際原子力機関(IAEA)のお墨付きも得たと強調する。ただ、仮にこれが正しいとしても、安全が必ずしも安心に結びつかないのが人間の心というものである。安心を生むものとしては「信頼」を挙げることができるのではないだろうか。今回について言えば、政府や東電に対する信頼である。果たして両者の言動は、人々から信頼を得るに足ると言えるだろうか。両者は福島県漁業協同組合連合会と「関係者の理解なしには(処理水の)いかなる処分もしない」と約束を交わしている。県漁連の理解はまだ得られていないが、今夏ごろの放出に向けて着々と準備を進める様子は漁業関係者の目にどう映るだろう。海洋放出による風評被害を心配する人は多い。負の風評をつくりだすのは、安心感が希薄であるのではないだろうか。安全を強調するだけで、安心してもらうための手だてを置き去りにしてはいないか。予定通りの放出に前のめりになるばかりでは、安心は生まれてはこないのではないだろうか。
2023年7月10日 曇り/晴れ
トラブル続きのマイナンバーカードはどこへ行く?
梅雨の時季とは言え、毎日30°超えの暑い日々が続いている。西日本は線状降水帯の影響で大雨が続き大きな災害が発生している。リコールという言葉はよく聞く。製品に安全上の欠陥が見つかった場合、同じ時期などに製造された商品を無料で回収、修理して事故を防ぐ制度だ。リコールに至らない懸念でも、自主回収などの措置を講じることもある。民間企業は消費者の信用を失うと社運が傾きかねない。それに引き換え、政府はトラブル続きのマイナンバーカードの運用を続けている。欠陥商品とも言えるマイナ保険証では別人の医療情報をひも付けたり、医療費が10割請求されたりで、利用者や医療現場から怒りの声が上がる。政府の個人情報保護委員会はデジタル庁に立ち入り検査する方針だが、来秋に紙の保険証を廃止する計画に変更はないようだ。コンビニエンスストアでの住民票交付では、他人のものが交付されるトラブルがあった。ただ、こちらは運用を一時停止し、システムを提供する民間企業F社が再発防止策を検討している。この社会で官民の差を感じる場面は多々あるが、マイナカードを巡る問題は最たるものかもしれない。まさか「お上の特権」とばかりに、大方針を変えずとも許されると思っているわけではないだろうが。。。そう言えば岸田文雄首相は先の国会で「首相の特権」とも言える衆院の解散権をもてあそんだと批判を受けた。カードの混乱ぶりを見るにつけ、国民がもてあそばれている気がしてならない。本当に情けない政府である。
2023年7月3日 曇り/晴れ
コロナ9波が始まり、私も流行にのりました!
第9波が始まった可能性がある。先ごろ、政府の新型コロナ感染症対策分科会長として助言してきた尾身茂氏が警鐘を鳴らし「死者を減らすことに気を付けて、社会を回していくべきだ」と訴えた。今後、全国で感染が増え、第8波を超える可能性を指摘する専門家もいる。
私の家族もすべてコロナ陽性となった。全体的には軽い症状(のどの痛み、高熱、体の節々の痛み)でもあり1週間でほぼ完治した状態となり安心している。でも家内は私より早く感染したがまだまだ完治には程遠い状態であり、後遺症が心配である。県がきのう発表した19~25日の1週間の発生状況では県内の定点医療機関数で割った1医療機関当たりでは4.67人となり、全国的(6.13人)には少ない方だが、全国と同様、緩やかな増加傾向にあるという。医療の逼迫を招いている沖縄県は、感染者数が1医療機関当たり39.48人と突出している。5類移行後に「全数把握」から「定点把握」に変わった数字が小さく見えて、危機感が薄れたことが一因とされている。これから本格的な夏を迎えるにあたり、消毒手洗い、喉・鼻うがい、人込みでのマスク着用を心がけ、9波対策を心に留め、沖縄県のような混乱を招かぬように早めの対策をしていきたい。